| (6月30日) きょうもブダペストの観光に1日を使う。目的は登山電車と子供鉄道だ。きのうの両替レートの悪さに懲りていたので、英語のガイドブックでレートがいいと勧められていたOTP銀行に行く。なんと順番待ち1時間以上。英語のガイドブックを読んでいたら、ブダペストに住んでいるイギリス人だという女性が話しかけてきた。なんでも今は夏休みシーズン中なので、明いているカウンターが半分ぐらいの上、一部の機械が故障しているんだそう。こちらは100円が188.10フォリント。2万円で比較すると、きのうは3万0542フォリントにしかならなかったのに、きょうは3万7620フォリントになった計算。随分違うな〜。
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| 地下鉄の通路には北野武監督の映画「ドールズ」のポスターがあった |
次いで中央郵便局で絵葉書を出す。日本までの絵葉書は1枚130フォリント。記念切手売り場みたいなのがあったので、ガイドブックの温泉の写真を見せながら苦労して温泉の切手はないか尋ねた。どうにか通じた瞬間に「No」とつれない返事をもらう。がっかり。おばちゃんは『温泉の切手が欲しいなんて、物好きな東洋人だねぇ』って目つきでメガネの上から私を観察していた。はい、私は確かに物好きです。
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地下鉄でブダ側のモスクワ広場に行き、56番のトラムに乗って2つ目で降りたところが登山電車の乗り場になっている。普通の電車を上から抑えてつぶしたようなずんぐりした形。ブダペストの共通切符が使えたので切符は買わないで済んだ。登山電車といっても、スイスで乗ってきたのとは違い、とくに眺めがいいわけじゃない。観光用というよりも、高台に住んでいる人たちの足になっているみたいだ。終点は9つ目の駅。道案内に従って子供鉄道の駅に向かう。
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| 地下鉄の車内(左)。ブダペストの登山電車はずんぐりしていて横長(右) |
子供鉄道は「世界の車窓から」のビデオを見て興味を持った。運転以外のすべての業務を中学生ぐらいまでの子供が担当している。社会主義時代に青少年の労働教育の一環として始められたそうだ。しかし、日中に仕事をしていたら学業に差し支えるのではないかと心配なみなさん、ご安心あれ。テレビによると、当番が回ってくるのは2カ月に1回ぐらいと言っていた。9月から4月の冬期シーズンは月曜休業。時刻表(英語)はこちら。
| 子供鉄道はブダペストの共通切符が使えないので窓口で買う。本当に女の子がいた。小学校高学年てところだろうか。こちらが指で「2」と切符の枚数を示したら、料金を教えてくれるのに自分の手の甲にボールペンで「400」と書いて見せてきた。やることが子供らしくて微笑ましい。ホームには既に列車が入っている。シーズン中の週末は蒸気機関車が走ることもあるそうだけど、きょうは普通のディーゼル車だ。客車には壁がない。向かい合わせに4人が座るようになっているけど、どことなく遊園地を走る電車のようだ。 |
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| 検札する車掌さんの帽子ポロシャツにははハンガリー国鉄のマークがある(左)ホームで働く女の子の駅員さん(右) |
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しかし、本当にどこを向いても子供ばかり。子供数人の敬礼で送り出されると、すぐに検札がやってきた。日本の小学校中学年ていうところだろうか。無表情に切符に鋏を入れて返してきた。乗っている観光客は珍しいからかわいい車掌さんの写真を撮りまくっている。涼しい顔をしていることからみて、カメラには慣れている様子だ。次いで、別の子が鉄道グッズを売りに来た。絵葉書やバッジを持っている。夫が絵葉書を2枚買う(ただし、ブダペスト西駅の売店でもっと安く売っているのをあとで発見した)。 |
| 終点に着いた列車。回りに観光スポットはないような感じだった。 |
列車は右へ左へ曲がりながら森の中を走る。何ヵ所か停車したけど、途中で乗り降りする人はほとんどいない。40分ほどで終点のHuvosvolgy駅に着いた。ここで復路の切符を買う。単に往復するだけじゃつまらないので、帰りは途中のJanos-hegy
va駅で下車、すこし歩いてリフトで下まで降りることにした。切符は途中で降りても200フォリント。要するに均一料金らしい。
| 今度の車掌は中学生ぐらい。さっきの小学生が生真面目に切符をチェックしていたのとはおそろしく対照的。自分の友達らしき少年を乗せているのに友達の切符は見ない。たぶん無賃乗車させているんじゃないかな。乗客の切符も面倒くさそうに見ただけで、鉄道グッズの販売もせずに客席に座っておしゃべりをしている。途中のJanos-hegy
va駅で下車したのは私たちだけだった。そこから道案内の表示にしたがって20分ほど歩く。暑いし、日陰はないし、上り坂だし、三重苦を味わった。もう少し歩けばエルジェーベト展望台に着いたはずなのに、私たちはギブアップ。リフト(400フォリント)に乗って下まで降り、158番のバスでモスクワ広場に帰った。 |

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| リフトから見下ろすブダペスト郊外 |
きょうも昼ご飯を食べそびれている。目をつけていたのは英語のガイドブックに出ていた「安くてうまい」という店。モスクワ広場の北西にある食品店だけ集めたビルの1階に目指す店「lz−E
Faloda」はあった。本が勧めている「Fozelek」を頼もうとしたら何種類かあるらしい。身振り手振りでどうにか違う2種類と飲み物を注文した。ファストフードみたいにプラスチックのトレーに載せて自分の席に運ぶようになっている。
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出てきたのはホワイトシチューで1種類はジャガイモ、もう1種類はグリーンピースが入っている。味はジャガイモシチューがビネガーの酸っぱい味、グリーンピースはなぜか甘かった。甘いシチューというのは先入観を追い出して食べればおいしいのかもしれない。ちょっと不気味だった。
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| 昼ご飯を食べた食堂とシチュー。右が酸っぱくてジャガイモ入り、左が甘くてグリーンピース入り |
まあ210フォリントだから100円強。文句は言わない。この店、昼食には遅い時間帯に行ったのにひっきりなしに客が入って来たから人気があるんだろう(後日、昼時にいったら20人ぐらい並んでいて諦めた)。
| 天気が良くなってきた。きのう行った王宮にまた行ったあと、庶民的な繁華街を探して歩くけど、どうも活気のあるところがない。ブダペストって予想していたよりもたいくつな町かも。「地球の歩き方」に出ているレストランで夜ご飯を食べ、再三王宮まで行って夜景をみる。ライトアップされたくさり橋が美しい。明日からはいよいよ温泉めぐりだ!→11日目に進む |

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| 王宮の庭からライトアップされたくさり橋をみる |
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