注:円換算の価格は店頭レートではなく、実際に両替したレート(手数料含む)になっています。
(6月27日)
インターラーケンオスト(07:10発)−【SBB 】−ブリエンツ(07:37着/08:20発)−【BRB 】−ロートホルン(09:10着/10:20発)−【BRB 】−ブリエンツ(11:22着/11:49発)−【SBB 】−ザーネン(12:58着/13:21発)−【 】−アルプナハシュタット(13:29着/13:40発)−【ピラトゥス鉄道 】−ピラトゥス(14:10着/15:00発)−【ピラトゥス鉄道 】−アルプナハシュタット(15:40着/16:29発)−【SBB 】−ルツェルン(16:49着/17:35発)−【SBB 】−チューリヒ(18:25着)
早朝チェックアウトなので朝ご飯は抜き。1階のキーポストに鍵を入れて4泊した宿を後にする。インターラーケンともこれでお別れだ。天気は曇り。日差しがナイト早朝はちょっと肌寒いぐらい。車内は通学中の子供が多い。乗っては降りの繰り返し。ブリエンツ湖を右手に見ながらの旅は30分足らずで終了。
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駅のトイレに行ったら有料で1フラン必要だった。スイスに来てから有料トイレは初めてだ。ちょっと憤慨しながら駅の窓口で両替してもらってコインを作る。天気は一向によくならない。湖も霧が立ち込めていて向こう岸は見えない。こんな天気で登山鉄道のブリエンツ・ロートホルン鉄道(BRB)に乗ってもしょうがないかも。おまけに車両はきのうハイキング中に出会った男性が予想していた通りディーゼル車だ。ガッカリ。夫と話あった結果、せっかく来たのだから乗ることにした。6月中だから片道料金で往復できた上、スイスパス保有者だから25%引きになって往復1人34.5フラン(約3250円)。予想よりも安く済む。
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| このディーゼル列車でロートホルンに登った |
発車してしばらくは5メートル先も見えない霧の中。日が出ていないので肌寒い。やっぱり来てもしょうがなかったと後悔し始めたころ、だんだんと明るくなって辺りが開けてきた。気がつくと、ブリエンツ湖が霧に包まれて雲海状態。なんと上の方は晴れていた。ラッキー。放牧されている牛たちがのんびり草をはむ間を大きくカーブしながら列車は上って行く。約1時間で頂上(2298メートル)近くのロートホルン駅着。上から見下ろすと、上ってきた線路がくねっとまがっている。その上、遥かかなたにユングフラウがみえた。山が見えるなんて全然期待していなかったので大喜びだ。
| 山頂にあるホテル兼レストランでコーヒーを飲む。ちょっと寒いけど、外のバルコニー席にした。私たちが乗ってきた列車が折り返して斜面をゆっくりゆっくり下って行くのが見える。赤い列車が緑の草原に映えて童話の挿絵ようだ。しばらくしたら、下から次の列車がトコトコ上ってきた。あれ、さっき乗ったのとは違う。ひょっとして蒸気機関車が押すやつかも。じ〜っと眼をこらして見ていたら、やっぱり蒸気機関車だ。乗客もかなり多い。2両の客車はほぼ満員だ。 |
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| 雲を抜けて蒸気機関車が登ってきた |
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団体客が降りるのと交代に私たちが乗り込む。乗客は全部で10人ぐらい。朝早くスタートしたせいか少ない。途中の給水地点で上ってくる列車と交換。続け様に2つの列車がやってきたがどれも満員だった。どんどんおりて行くと朝方はまったく見えなかったブリエンツ湖が青緑色の湖面を広げている。天気はどうやらもちそうだ。 |
| ロートホルンに到着したところ。帰りはこれで降りた |
| ブリエンツからはザーネンでローカル列車に乗り換えてアルプナハシュタットへ。国鉄の駅前からピラトゥス鉄道に乗る。これが今回スイスで乗る最後の登山鉄道だ。ピラトゥス鉄道のすごいところは、48‰という世界で最も急勾配の鉄道であること。列車の外観だけみると、ケーブルカーと変わらない。スイスパスの割引利用で往復1人40.6フラン(約3820円)。 |
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| アルプナハシュタットの駅に停車中のピラトゥス鉄道 |
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ただし、天気はあまり良くない。上に登るにつれて雲が増えてきた。頂上駅に着くと、反対側の斜面はガスっていて何も見えない。反対側の(登ってきた)斜面はかろうじてぼんやりと日が差している。でも、遠くまでは見えない。きょうはロクな食事をしていないのでおなかが空いてきた。なにか食べようかと物色するも、おいしそうなものは皆無。ピラトゥスでは「世界一の勾配を誇る登山列車」に乗っただけに終わった。 あらためて考えてみると、私にとってのスイスの登山列車ベストスリーは(1)シーニゲプラッテ鉄道(2)ブリエンツ・ロートホルン鉄道(3)リギ鉄道−−の順だな。3位のリギ鉄道は2000年に乗っている。その時にすっかり登山鉄道が気に入ってしまい、今回スイスを再訪したってわけ。
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| ピラトゥス鉄道の切符裏面はレトロ調のイラストになっている |
| チューリヒに向かう途中で乗り換えたルツェルンでやることは一つだけ。3年前に食べた駅の立ち食いソーセージはスイスで一番おいしい食べ物だと感じた。夫も同意見。1階にあったはずだけどと思って探したら、場所は少し離れていたけど、ちゃんとあった。何種類かのソーセージは売り切れていたけど、残っていたのも十分おいしかった。マスタードと小さなパンが一切れついて5.7フラン(約540円!)駅の立ち食いソーセージに500円以上使うなんてバカバカしいとはいえ、今回もこれがスイスで一番おいしかったので許す。 |
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| 私にとってスイスで一番おいしい食べ物 |
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チューリヒの宿は日本からメールで予約しておいたMartahaus。ダブルルーム朝食付きで1泊98フラン(クレジットカードの請求は9034円)。今回の旅でダブルベッドの部屋に泊まったのはここだけ。なぜか宿を見つけるのが難しかったのだ。チューリヒは安宿の供給が少ないのかもしれない。チェックインした時には「本日満室」の札が出ていた。 |
| 壁だけでなくてリネンも真っ白で気持ち良かった |
部屋は小さくて大通りに面している。でも、キレイだし、共用のバスルーム真っ白だったので満足。ここは無料で使えるパソコンがあったのに、日本語は文字化けして書くのはもちろん、読むことすらできなかった。無料だから諦める。
朝早くから移動続きの1日だったのでさすがに疲れた。夕食は3年前に見付けた中国料理のレストランでテークアウトを頼み、部屋に戻って食事。早めに寝る。ほとんど秒速で眠りにつくのは私の特技でもある。→8日目に進む
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| ペンションMartahausの外観。1階はバーになっている。無料の朝食は2階で食べる |
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