注:円換算の価格は店頭レートではなく、実際に両替したレート(手数料含む)になっています。
(6月23日)
ジュネーブ・コルナバン駅(09:05発)−【SBB 】−モントルー(09:55着/10:26発)−【MOBゴールデンパスパノラミック 】−ツヴァイジンメン(12:15分着/12:21発)−【MOBゴールデンパスパノラミック 】−インターラーケンオスト(13:24着)−【 】−バックパッカーズ・ビラ・ゾネンホフ
ジャズフェスティバルで有名なモントルーへの列車は結構込んでいた。3年前の前回はユーレイルパスを持っていたから1等に乗れたけど、2等のスイスセーバーフレキシーパス(3日分2人で3万2400円=現地では購入不可)利用の今回は2等車しか乗れない。やはり2等車は込んでいる。2人並んで座れるのは喫煙車だけ。1時間近くを喫煙車で我慢した。
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実は次の電車でもモントルーの乗り換えには間に合う。私がせっかちで心配性なのと夫が写真を撮りたいのとで、9時5分の電車に乗った。だからモントルーでは時間はたっぷり。これから乗るゴールデンパスパノラミックの車両を探検して回る。
きのう別料金(1人10フラン=940円)を払って席を予約しておいたので、向かい合わせに4人座る窓際の席2つが私たちのために確保されていた。予約済みの席にはワインレッド小さな布が付いている。 |
| ワインレッドの布が予約席(左)。先頭と最後尾の車両は1等車。写真は先頭車(右) |
予約されていない席も多い。よほどのピークシーズンでもなければ、1本早めにモントルーに着けば予約なしでも窓際に座れそうだ(ただし保証しません)。もちろん先頭と最後尾の車両は1等なので私たちは乗れない。
| 発車してしばらくは右に左にレマン湖が見えていたけど、すぐに丘陵地帯に入る。いかにもスイスっていう眺めになってきた。でも、ガラスには薄く色がついているし、窓も開かないから写真を撮るには向かない。視界を確保するために屋根にも窓があるので、強烈な日差しが差し込んでくる。観光列車の旅も結構つらい。 |
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| 窓は広い(左)。トイレは身障者対応だしキレイ。さすがスイス |
私たちの座席は左側。気のせいかどうも右側の眺めのほうが良さそうだ。途中で降りる人もいて車内はすいてきたので、隣の車両に移って右側の席をゲット。そうしたら左側にいい景色が…。何をやっているんだか。車内放送でインターラーケンに行く人はツヴァイジンメンで乗り換えろと言っている。あれ、そんなこと聞いていなかったけど。夫が車掌に聞いたら、やはり乗り換えが必要だった。
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その後すぐにツヴァイジンメンの駅に到着。あわただしく乗り換える。今度の電車は冷房がない代わりに窓が開く。写真が撮りやすく私たちには好都合だ。このしょぼい電車にも私たちの席は準備されていた。ガラガラなのにね。ほとんど席に座らず、窓から景色を見て楽しむうちにインターラーケン東駅に到着。楽しい3時間だった。
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| 窓が開く電車からはこんな景色が撮れる |
駅から歩いて 安宿に向かう。途中で小学生らしい女の子3人に声を掛けられる。夏休みの宿題で観光客にインタビューをしているらしい。英語は上手だ。どこの国から来たかに始まり、「インターラーケンには何泊しますか」「4泊の予定よ」「最大の目的は何ですか?」「登山鉄道にたくさん乗りたいと思っているの」「トップ・オブ・ザ・ヨーロッパ(ユングフラウヨッホの駅)まで行きますか」「もちろんそのつもり」などという会話を交わしている間に1人が私の写真を撮っていた。新学期の学校には私の写真も貼り出されたんだろうか?
安宿の難点は昼間の早い時間帯にチェックインできないことだ。ここは午後4時以降でないとチェックインできないので、ラウンジにバックパックを置いて観光に出かけた。
バックパッカーズ・ビラ・ゾネンホフ−【 】−インターラーケンオスト(15:35発)−【BOB 】−ヴィルダーズヴィル(15:40着/15:45発)−【シーニゲプラッテ鉄道 】−シーニゲプラッテ(16:37着/18:01発)−【シーニゲプラッテ鉄道 】−ヴィルダーズヴィル(18:53着=時刻表上の時間/18:51発)−【BOB 】−インターラーケンオスト(18:55着)−【 】−バックパッカーズ・ビラ・ゾネンホフ
まず駅で「ユングフラウ鉄道パス」を購入。スイス・パスを持っているので割引になり1人120フラン(10810円=後日のクレジットカードの請求金額)。これは付近の登山鉄道と一部ケーブルカー、ロープウェーなどが5日間乗り放題になる切符。ただし、ヨーロッパ最高地点の駅であるユングフラウヨッホに行く鉄道には使えず、半額になるのみだ。
| インターラーケンからベルナーオーバーランド鉄道(BOB)に乗り、途中で別に数種類の登山鉄道に乗り換えることができる。まず手始めに選んだのがシーニゲプラッテ鉄道だ。これはインターラーケンの隣駅、ヴィルダーズヴィルから出ている。ちょうどホームの反対側に赤いピカピカの電車がいた。各コンパートメント?ごとにドアがあり、車内には通路がないので一度乗ったコンパートメントから移動することはできない(ベンチの背をまたげば大丈夫だけど)。車内にはクマのぬいぐるみがぶらさがっていてメルヘンチックだ。子供なら大喜びするだろう。乗客は私たちのほかカップル1組だけ。ほぼ貸し切り状態だ。 |
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| ヴィルダーズビルでこのシーニゲプラッテ鉄道に乗り換えた |
発車するとすぐ左手に本線を離れ、まもなく急坂をトコトコと登り出した。結構な勾配だ。窓の外を見るために立っているのがつらいぐらい。しばらくすると視界が開け、電車の右に左にトゥーン湖とブリエンツ湖が交互に見える。インターラーケンも文字通り2つの湖の間に見えた。インターラーケンとは「湖の間」を意味する。
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さらに登っていくつかトンネルを抜け、あるトンネルを抜けたら右側にいきなりユングフラウ、メンヒ、アイガーの3峰が現れてビックリ。こんなに近くに見えるなんて思わなかった。私たちは空いていたので右に左に動くことができたけど、ある程度込んでいるのだったら迷わず右側の席を確保するのをお勧めしたい(でも天気が悪かったらたぶん何も見えない)。
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| 車窓に急に現れたユングフラウ。圧巻。 |
| 帰りの電車まで時間があるけど、回りを1周するほどの時間はない。駅の回りをブラブラする。よくみると、ユングフラウとメンヒの間には明日行く予定の展望台がはっきりみえる。50代らしき日本人の女性2人に会った。フィルスト(First)というところから7時間半かけてハイキングして来たという。「あなたたちもハイキング?」と聞かれたけど、私たちの服装やカメラバッグをみれば一目瞭然なはず。「7時間半もすごいですね〜」と適当に話を合わせていたら、初心者で装備がなくても歩きやすいルートを教えてくれた。 |
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| 山を降りて行くシーニゲプラッテ鉄道。左よりの奥に見えるのがユングフラウ |
シーニゲプラッテはたまたま最初に行ったところだけど、天気に恵まれて予想以上の景色を見ることができ、私たち2人とも一番のお気に入りになった。唯一気に食わないのは、テディベア博物館だかテディランドだかの日本の観光地によくある見世物小屋があること。ここを舞台にテディベアが登場する童話があるらしいけど、ハコモノはいらない。
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バックパッカーズに戻ってチェックイン。ここでちょっとしたハプニングがあった。スイス観光局で事前にもらったパンフレットには、(鉄道の)スイスパスを使う人が「3日連続して同じホテルに宿泊する場合、宿泊料は50%割引になります。なお4日目以降は通常料金に戻ります」として、このバックパッカーズが加盟しているチェーンが載っていたのだ。パンフレットには「3日目が半額」とは出ていなかったので3日分まとめて半額になるのだとばかり思っていた。 |
| バックパッカーズビラ・ゾネンホフ(左)では一番上の階に泊まった。(右)はツインルームの室内。シャワー・トイレは部屋にない |
考えてみれば1泊88フラン(円)だから3日分が半額になれば、普通に2泊するよりも安くなっちゃうんだよな。欲に目がくらんでというか、セコく自分に都合のいいことばかり考えている私は常識を見失っていた。全部で4泊するので88フラン×3日+割引日分の44フラン=308フラン(27765円=後日のクレジットカードの請求金額)を払う。ユングフラウがみえる側の部屋はもっと高い。共同キッチン、コインランドリ−は半地下にある。1階のラウンジでは有料でインターネットも利用可(日本語は読めるけど書けない)。
部屋は日本風にいえば4階。しかしエレベーターには「スタッフのみ(利用可)」とある。ひぇ〜。そんなとこ見たことないよ。思いきり不満そうな顔をしていたせいか、「荷物を持っているんだし、今は使っていいわよ」と言ってくれた。でも、当然、荷物がなければ階段。安宿だからしょうがない。夕食は簡単に済ませた。→4日目へ進む
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