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| ハンガリー&スイスの旅 ●1日目 待ちぼうけのモスクワ |
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少し高めといっても、成田からモスクワ経由ジュネーブ、ブダペストからモスクワ経由成田の運賃で5万3000円(成田空港使用料別)だから、例年のこの時期に比べたらバカ安だ。以前に乗った時とは機材も変わり、ほかの航空会社との差はあまりなくなったようだ。と思ったら、私たちの席は両方ともオーディオ・システムの音が出ない。まぁ、前に比べたら、そんなものがあるだけでも驚きなんだけど。思っていたよりも込んでいるけど、私たちは後ろの方(左側の窓際席)に座ったので回りはガラガラだった。
ようやくモスクワに着いてトランジット・カウンターで手続きをする。航空券を見せると左手の21番ゲート(だったかな)に待つところがあるので、そこで迎えを待つように言われ、入国審査みたいな窓口でいちおうパスポートのチェックもある。しかし、パスポートのチェックが終わっても、ドアが閉まっていて指示された場所には行けない。ドアを開けようと試みるけど鍵がかかっているみたいだ。数分待っていたら、空港職員が外から鍵を開けてくれ、私たちはラウンジに出られた。
以前トランジットホテルに泊まったことのある夫は勝手が分かっているので余裕だ。ついていったら、確かにトランジットホテルに行く乗客の待合スペースがあった。壁にも待合所の表示がある。椅子もいくつかある。そこに陣取って延々と待った。一緒の飛行機に乗っていた日本人たちは来ない。唯一、若い男女がいるだけだ(あとになってその女性はこの日遅くの飛行機を待っているだけでトランジットホテルに行かないことが判明)。
ようやくバンに乗り込んだ。空港でほぼ4時間も無駄に待ったことになる。私たち3人以外に英国からの留学帰りだという中国人の男の子が1人乗った。当然ながら、日本人男性は出発後数分で降りて行った。中国人の男の子は「きょうの北京行きの便は僕しか乗客がいないんでフライトキャンセルになっちゃったんだ」と言う。SARSの影響なんだろう。
着いたソユーズホテルはフロントでパスポートを預けなくてはいけない。入国手続きをしていないから当然とはいえ、なかなか厳しい。トランジット客は専用フロアの5階に集められ、エレベーターも一般客とは違う。1階のエレベーター前にはロープが張ってあり、自由に乗り降りできないようになっている。5階に着いたらアフリカ系らしき旅行者がエレベーターホールの前でくつろいでいてインターナショナルな雰囲気だ。 部屋は見かけはいいものの安普請。バスタブには栓がないし足拭き用のマットもない。2重になったガラス窓にはヒビが入っている。ベッドの幅も狭い。夫はこの階にあるトランジット客専用レストランを偵察に行くが、ロクなものがないうえもう閉店だから急いでくれと言われたといって帰ってきた。成田空港のコンビニで買っておいた鶏そぼろ弁当を食べようとするも食欲なく半分以上残す。当然ながら横になったらもう動けない。それにしても夫が怒鳴り込まなかったらあのまま空港にいたかもしれない。→2日目へ進む |
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