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●ほったらかし温泉「あっちの湯」
     
    
【源泉名】黄金の湯【泉質】アルカリ性単純温泉

【泉温】41.4度(気温25.0度)  【湧出量】毎分183.6リットル  【pH】10.01

【住所】山梨県山梨市矢坪1669−18 電話0553−23−1526  中央本線山梨市駅からタクシー10分(約2000円)。私は車で連れて行ってもらった。

【浴槽】内湯、露天2

【営業時間】日の出1時間前から22時    【入浴料】600円

【温泉利用状況】利用客の多い場合は循環装置使用、

【公式サイト】http://hottarakashi.com/

男湯(photo by darling)
 絶景温泉として有名な日帰り温泉。友人が日の出を見に連れて行ってくれるというので、喜び勇んで早起きする。我が家を出発したのは4時ころ。現地に着くまでに随分明るくなってしまい、もう少し早く出発すればよかったとちょっと後悔した。

 それにしてもすごい車の数。飛び石連休中の土曜日とはいえ、各地のナンバープレートをつけた車が駐車場にびっしりと止まっていて、駐車スペースがあるだとうかと一瞬あせったほど。どうにか一台分開いていたスペースに入れて一目散に「あっちの湯」へ向かう。というのも、古くからある「こっちの湯」は工事中だし、日の出前からやっているのは「こっちの湯」だけなのだ。

 受付で「すごい人が多いのでビックリしました」と伝えると「すでに150人来ている」という。でも、女湯の脱衣所に入った瞬間、その人いきれに圧倒された。どうにかカゴをゲット。ロッカーに貴重品を入れる。とにかくスゴイ人だ。受付で150人と聞いたから女湯に半分の75人程度と思っていたのだが、浴場と合わせて100人くらいいる感じ。みんな早起きなのね〜。と感心してしまう。

 「ほったらかし」を名乗るだけあって施設は割に簡素。内湯でそそくさとかけ湯をして露天風呂に出ると、ちょうど太陽の上端が山の稜線の縁に顔を出したところだった。露天風呂もイモ洗いの混雑。満員電車並みとはいかないまでも、そこそこ混雑した郊外電車に乗っているかのような混雑ぶり。みんな上りつつある太陽を見つめている。その右手には白く雪をかぶった富士山が頭を出している(冬至のころは太陽と富士山が最も近くなるそうだ)。眼下には甲府盆地。白く光っているのは果物のビニールハウスらしい。やはり評判通りの絶景温泉だ。

 露天風呂は2つあり、下にある岩風呂封の露天風呂はすいている。もともとぬるめなのだが、下段の風呂のほうがさらにぬるい。お湯は無色透明でぬめりがある。浴槽内のところどころから熱い湯が注入されている。脱衣所の掲示を見ても循環していることは明らかだが、ここはお湯よりも眺めを楽しむところだと思う。ぬるめなので長湯してものぼせない。

 6時半近くなるとどんどんすいてくる。一日中いたわけじゃないから断言できないけれど、少なくとも週末と休日の晴れの日にここが一番込むのは日の出の時間帯だろう。夫は「ここはもうかってしょうがないだろうな」とポツリつぶやいた。浴場を出て階段を上った広場には軽食コーナーがあり、朝ごはんを提供している。夫は和定食、私はパン&カレースープにした。いずれも400円。夫は50円追加の卵も注文。ほとんどの人が和定食を食べていた。私もちょっと後悔した。(2008年3月)

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