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●蔵王温泉「川原湯共同浴場」
  
   
川原湯共同浴場外観【源泉名】川原湯共同浴場源泉 

【泉質】含硫化水素強酸性明ばん緑ばん泉(新泉質名見落とし)

【泉温】48.1度 【湧出量】不明 【pH】1.45 

【住所】山形県山形市蔵王温泉以下不詳 電話なし かわらや旅館裏

【温泉利用状況】井戸水の加水あり、非加熱、かけ流し 消毒なし

【浴槽】内湯   【営業時間】6時から22時  

【入浴料】200円(3カ所の旅館に1200円で入れる湯めぐりこけしを持って行くとタダ)

あふれた湯は奥の壁下の穴から排出される

 かわらや旅館に向かって右側の裏手にある。入り口前に無人の小屋があり、入浴を終えた地元の人によると、ここに管理人がいることもあるのだそう。誰もいなかったので、ここでも湯めぐりこけしを握り締めて入る。

 脱衣所からガラスの引き戸越しに見えるのは、底がすのこ状になった浴槽。ここもかわらや旅館と同じく、浴槽の底から源泉が湧いているのだ。あふれた湯で床がテラテラ光っている。

 お湯は微妙に青みがかっているようにも見えるがほとんど無色透明。細かい白い湯の花が大量に泳いでいる。ほかのところは全部白濁ないし微白濁だったので、ここだけ違いが際立った。

 浴槽には壁際の細いパイプから加水している。何箇所もはしご湯してきたせいか、それとも加水のせいか、ここもピリッとする感じはない。浴場の雰囲気は共同浴場のなかで一番気に入った。浴槽からあふれた湯は床を流れて、壁際の溝を通り壁下の丸い穴から出て行く。出て行った湯がどうなっているのかと興味を持ち、確認しようと裏手に回ったら、洪水状態になっていた。しかもイオウ分がこびりついて象牙色の洪水状態。どこかで聞くか読むかした「源泉の上に浴槽が浮いている」というのは、なるほどこういうことなのかと感心した。要裏手チェックの共同浴場。(2007年9月)

壁際の細いパイプから加水している(中央)、裏手に回るとこんな風に源泉溜りがある(右=白い部分が温泉)
         
陽イオン mg/kg    陰イオン mg/kg    非解離成分 メタケイ酸 146.7mg
水素 36.13   フッ素 23.96     メタホウ酸 4.3mg
リチウム   塩素 783.5    
ナトリウム 75.6   臭素 4.1   溶存ガス成分  遊離二酸化炭素 387.0mg
カリウム 58.7   ヨウ素 0.5   遊離硫化水素 18.4mg
マグネシウム 77.6   硫化水素 2661    
カルシウム 114.4   硫酸 1975    
アルミニウム 298.4       蒸発残留物 3270mg
マンガン 4.0          
鉄(U) 89.5
(昭和63年10月21日)

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