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●肘折温泉「上の湯」
    
    
肘折温泉「上の湯」外観【源泉名】組合3号源泉、組合4号源泉(掲示ママ) 

【泉質】ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩温泉

【泉温】69.0度(使用位置42度)  【湧出量】不明 【pH】6.5 

【住所】山形県最上郡大蔵村肘折温泉 電話不明 丸屋旅館の向かい

【温泉利用状況】加水、非加熱、かけ流し 消毒なし

【浴槽】内湯   【営業時間と定休日】8時から18時  【入浴料】200円

窓際に2つ湯口がある。浴槽右側奥は上がり湯

 肘折に3軒ある共同浴場のうち最大で、ここだけ管理人がいる。宿泊客は宿で入浴券をもらえるので利用は無料。なんとなく嬉しい。といっても、他の人もみんな無料で入っていたのだが…。

 浴槽は共同浴場というにしてはかなり大きくほぼ正方形。3メートル四方くらいあるのかな。カランはなく、オフホワイトの洗面器が2つ、浴槽の縁に逆さまに置かれているのが「正しい共同浴場の佇まい」といった感じだ。

 湯口は2つ、どちらも柱状の上から投入されている。左の高い湯口のほうが熱い湯が出ている。右手の地蔵様?のある湯口にはカップがいくつかおかれている。あれ、脱衣所にはここのお湯は浴用であり飲用には適さないと掲示があったけのに、と不思議に思っていたら、地元の人が教えてくれた。このカップはお地蔵様に湯をかけるものなのだ。

 ここの別名は「疵湯」というそうだ。ほかの共同浴場で会った地元の人に昨年手術をした話をしたところ、「それだったら傷に効く上の湯に入ったほうがいい」と強く勧められた。

 お湯は熱め。肘折には珍しく色がほとんどない透明の湯だ。そういえば宿屋のご主人に「上の湯は独自の上の湯源泉を使っています」と聞いたっけ。と思ったら、入り口のところに掲示されている成分表では組合3号源泉と組合4号源泉となっていた。しかも分析は昨年秋の日付け。あれれ、どういうことだろうと思って受付にいる人に尋ねてみたのだが、話がうまくかみ合わない。外国からいらした人だろうか? どうも込み入った話は通じない様子だったので諦めた。宿の人にも聞きそびれてしまった。(2008年4月)   

陽イオン mg/kg    陰イオン mg/kg    非解離成分 メタケイ酸 159.1mg
リチウム 1.9   フッ素 0.4     メタホウ酸 66.7mg
ナトリウム 898.8   塩素 1055     メタ亜ヒ酸 1.3mg
カリウム 72.7   臭素 2.1   溶存ガス成分  遊離二酸化炭素 309.2mg
マグネシウム 26.8   硫酸 214.2   遊離硫化水素 <0.1mg
カルシウム 78.4   炭酸水素 849.9    
鉄(U) 1.7   炭酸 0.2   溶存物質 3429mg
      蒸発残留物 2965mg
(平成19年10月10日)

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