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●羽根沢温泉「共同浴場」
   
    

【源泉名】羽根沢温泉源泉  【泉質】ナトリウム−塩化物−硫酸塩温泉

【泉温】47.2度(使用位置43度) 【湧出量】不明  【pH】8.4 

【住所】山形県最上郡鮭川町 電話なし 新庄駅から羽根沢温泉行きのバスで40分弱の終点下車

【浴槽】内湯 

【営業時間と定休日】8時から18時(11月初めから3月末は17時まで)   

【料金】200円

共同浴場の外観

 バス停脇にある羽根沢地区多目的集会所の1階が共同浴場になっている。入り口は川側に入ったところ。平日の昼過ぎに行ったが、掃除が終わったあとまだ誰も入っていないらしく、入り口は開け放されたままだった。無人施設なので、掲示どおり200円を料金箱に入れて脱衣所に入る。狭い。2、3人でいっぱいになりそうだ。もちろんロッカーなんてない。

浴槽

 浴室の戸を開けたら一瞬、硫黄の風が吹いた。窓に目隠しの板が張られていることもあり、蛍光灯がついていても薄暗い。一歩入った瞬間、床にあふれている源泉に足を取られて転びそうになった。話には聞いていたけど、このつるつる度は相当なものだ。カランはない。浴槽は1.5m×2メートルぐらい。浴槽はコンクリート製で縁だけ石で囲まれている。熱めの湯を何ばいも浴び、浴槽に入ったところでまた足がすべった。実際には「つるつる」というよりも「ぬるとろ」って感じだ。トロ〜リ体にまとわりついてきそう。
小ぶりの浴槽に壁と床のピンクがかわいい感じ

 薄暗くてよく分からないけど、お湯は無色透明。よ〜く見ていたら綿毛のような湯の花がひとつだけ見つかった。あとで入った2つの旅館も同じ源泉を利用しているが、湯口で湯の花を漉しているにもかかわらず浴槽には大量の湯の花が入っていたので、この共同浴場はもっと大元のところでろ過しているのかもしれない。湯口のところには飲泉用のカップがあり、口に含んでみたら塩と卵がまぜこぜになった味がした。

 設備はミニマルながら脱衣所、浴室とも掃除が行き届いている。良質の湯だけじゃなくて、管理が行き届いているのも嬉しくなった。入浴客のマナーの悪さで一時は部外者の入浴ができなかった時期もあると聞いている。マナーに注意して入りたい。源泉の持ち帰りはポリタンク20リットルまでと掲示あり。(2004年8月)

湯口クローズアップ

湯口は潜望鏡みたいな感じ

 外に掲示してあった分析書は平成15年の新しいものだった。旅館にあるのは古い分析書なので、同源泉でも数値が微妙に違っている。

陽イオン mg/kg    陰イオン mg/kg    非解離成分 メタケイ酸 26.5mg
リチウム 0.2   フッ素 2.9     メタホウ酸 12.4mg
ナトリウム 1204   塩素 915.5        
カリウム 3.9   臭素 2.4        
マグネシウム 0.7   ヨウ素 0.6        
カルシウム 5.3   硫化水素 1.9   溶存ガス 遊離二酸化炭素 10.9mg
      硫酸 4.9        
      炭酸水素 1636        
      炭酸 31.1        
(平成15年12月24日)

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