らくだジャーナルTOP山形県の温泉目次>海老鶴温泉
    

●海老鶴温泉
    
    
海老鶴温泉外観【源泉名】海老鶴1号源泉 

【泉質】ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩温泉

【泉温】46.3度(使用位置42.7度)  【湧出量】不明 【pH】7.8 

【住所】山形県西村山郡河北町谷地海老鶴164 電話0237−72−5151 最寄駅はさくらんぼ東根駅。よほどの健脚でない限り歩くのは勧めない。私は自転車を借りて行った。(地図

【温泉利用状況】非加水、非加熱、かけ流し 消毒なし

左手からヒタヒタのオーバーフローあり

【浴槽】内湯   【営業時間と定休日】6時から21時  【入浴料】250円

【公式サイト】http://ebizuru.com/

 最上川の土手の下に一軒ポツンとある温泉浴場。いや、公式サイトを見ると宿泊料金が記載されているので「温泉旅館」あるいは「宿泊可能な温泉施設」というのが正しいようだ。ロビーは雑然とした感じ。テーブルで数人が何かを食べているところで。そのうちの1人が女将さんだった。

 脱衣所は温泉を使った床暖房で、足元からホカホカしてくる。4月とはいえ東北の朝は(私にとっては)肌寒いのでありがたい。なぜか浴室の引き戸は開けたままだ。最初から最後まで独占状態で楽しませてもらった。

湯口の下に変色した洗面器がある

 浴室はシンプルに浴槽一つだけ。タイルの色も少しは影響しているのか100%源泉の色なのか分からないが、ちょっと黄色っぽい湯がかなりふんだんにあふれている。お湯は結構熱め。つるすべ感のある肌触りのいいまろやかな湯だ。細かいアワつきがあると聞いていたのだが、私の訪問時はアワ付きがわずかでちょっと残念。

 湯口の下には、昔の小学校などで手の消毒につかっていたような足つきの台に洗面器が載っている。色がかなり変わっているのだがたぶんホーローの洗面器なのだろう。飲泉用のカップも置かれている。最初硫黄臭、あと金気臭を感じ、塩気の裏にわずかな甘みがある。女将さんはこの湯を飲んでどこかの内臓(十二指腸だったかな)の病気が治ったそうだ。

 地味で雑然としているけれど、お湯はいい。隠れ家的な存在として大切にしたいところ。浴場には固形石鹸のみ置いてあった。脱衣所と浴室の間のガラス戸は開け放しにするのがここ流だそう。温泉熱を利用してテラピアを養殖して釣堀をやっているほか、海老鶴温泉の源泉入りオリジナル吟醸酒「海老の鶴」も売っているなど、地味な施設に割には多角経営?(2008年4月)            

陽イオン mg/kg    陰イオン mg/kg    非解離成分 メタケイ酸 70.3mg
ナトリウム 460.4   フッ素 0.5     メタホウ酸 6.7mg
カリウム 5.7   塩素 616.5    
マグネシウム 2.2   臭素 1.8   溶存ガス成分  遊離二酸化炭素 15.7mg
カルシウム 39.4   ヨウ素 0.2   遊離硫化水素 <0.1mg
マンガン 0.1   硫酸 1.4    
鉄(U) 0.1   炭酸水素 334.3   溶存物質 1541mg
  炭酸 1.6     蒸発残留物 1341mg
(平成16年11月8日)

らくだジャーナルTOP山形県の温泉目次>海老鶴温泉