らくだジャーナルTOP山形県の温泉目次>赤湯温泉「大湯」
    

●赤湯温泉「大湯」
     
     
大湯の外観【源泉名】森の山源泉 森の山2号泉混合泉  

【泉質】含硫黄−ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉

【泉温】61.2度(使用位置58.8度) 【湧出量】不明  【pH】8.8

【住所】山形県南陽市赤湯1050 電話不明 JR奥羽本線赤湯駅から徒歩25分程度

【浴槽】内湯 

【営業時間と定休日】6時から22時(12時から14時は清掃時間、11月から3月の冬季は21時半まで) 水曜定休

【温泉利用状況】かけ流し、水道水を加水、シャワー・カランも源泉、毎日換水、清掃

【入浴料】100円

 赤湯温泉にある5カ所の共同浴場のなかで一番古くからあり、なんと鎌倉時代の1312年に弘法大師によって開湯されたという。そんな歴史も今は昔。温泉街の片隅にひっそりと鎮座している。というのも、この大湯はまもなく閉鎖される見通しなのだ。ご主人によると2008年9月末の予定らしい。近くの丹波湯とともに閉鎖され、新しく表通りに建てられる共同浴場に統合される。ただし、この新しい共同浴場、私が行った時点でほとんど工事らしい作業をしていなかった。あと半年で3階立ての建物が完成するかどうか疑問だ。

 話はもどって現大湯。券売機で入浴券を買うシステム。脱衣所にはロッカーはない。浴室には四角い浴槽が一つ。石でできた湯口にプラスチックのカバーがかぶさっているのはどうしてだろう(聞くのを忘れてしまった)。浴槽の真ん中あたり水面で44.8度、湯口で50.4度のお湯は無色透明。硫黄の香りがふわっとする。

 特別に何があるというわけじゃないんだけど、なくなってしまうと思うと愛おしい。そんな温泉浴場。平日の午後早い時間帯で先客が2人。なぜか山形の共同浴場では「背が高いねぇ」と驚かれることが多く、ここでも先客2人に「遠くの人は違うねぇ」とヘンな感心をされた。管理されているご夫妻も素朴で感じのいい人たち。いかにも東北の共同浴場といった風情だ。(2008年3月)

陽イオン mg/kg    陰イオン mg/kg    非解離成分 メタケイ酸 49.3mg
リチウム 1.6   フッ素 3.7     メタホウ酸 3.4mg
ナトリウム 531.0   塩素 975.4        
カリウム 12.6   臭素 2.9        
マグネシウム 0.3   ヨウ素 0.3        
カルシウム 168.1   硫化水素 2.1   溶存ガス 遊離二酸化炭素 14.6mg
      硫酸 155.1     遊離硫化水素 0.7mg
      炭酸水素 66.3        
      炭酸 0.2        
(平成17年1月21日)

らくだジャーナルTOP山形県の温泉目次>赤湯温泉「大湯」