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●椿温泉「冨貴」 
  
   

【源泉名】延命湯   【泉質】単純硫黄泉

【泉温】36度 【湧出量】【pH】不明  自家源泉

【住所】和歌山県西牟婁郡白浜町椿485 電話0739−46−0104 JR紀勢本線・椿駅から徒歩30分ぐらい。詳しい行き方は末尾参照 

【浴槽】内湯 

冨貴の外観

【日帰り入浴の営業時間と休業日】13時から17時(事前確認がベターかも)   【入浴料】600円 

 海を臨む高台にある。黄色の外観は旅館というよりも南欧あるいはメキシコあたりのモーテルみたいな感じで、ようするにラテン系っぽい。いままだに見たどの温泉旅館とも違う、不思議な雰囲気を漂わせたところだ。

海を臨む大浴槽

 浴室は階段を降りた半地下状のところにある。脱衣所に飲泉用の蛇口があるのをみただけで、ここは温泉に自信を持っているところなのだな〜と感じる。早速口に含むとタマゴ臭が鼻をくすぐったあとにタマゴ味がのどを降りていった。浴室に入ると、向かい側の壁はほぼ一面がガラス窓で一面に海と空が広がる。内湯しかないとはいえ、これだけ眺めのよい浴室もそれほどないだろう。

大浴槽からは海の眺めがよい

 窓際に浴室の幅いっぱいに大浴槽があり、2つに区切られている。大き目が源泉浴槽、小さめが加熱浴槽だ。縁全面からあふれた湯がヒタヒタと床を漂っている。洗い場の脇にもう1つ、2人も入ればいっぱいといった感じの小さめの源泉浴槽がある。窓際の大きな源泉浴槽も眺めがよくていいのだが、小さな源泉浴槽は湯の鮮度が抜群にいい。体を拭うとかなりのつるぬる感がある。絶妙な温度のぬる湯に溶けてしまいそうな感じだ。浴室内にも飲泉用の蛇口がある。

 あとから入ってきた家族連れの2歳ぐらいの男の子が浴槽にオシッコをしていなかったら、あまりの気持ちよさに出られなくなって次の電車を逃していたかもしれない…。

 洗い場は6カ所ぐらい。備品完備。脱衣所にロッカーはない。掲示してあった分析書は手書きの古そうなものだった。これとは別に浴室入口のすぐ脇に白浜町が導入した新たな温泉表示があった。これによると、「掛け流し」で入浴剤は使用しておらず、加水もしていない。加温は「源泉が低温のため」となっている。この表示では給湯方式は「掛け流し」「循環ろ過式」「併用式」の3種類に区別されている。(2005年1月)

源泉の小浴槽

小浴槽はお湯の鮮度で勝負

紀勢本線・椿駅からのアクセス:
 駅を出て直進、10分ほど歩くと海に突き当たる(海に出る前からホテルらしい建物が見えてくるので迷う心配はない)ので左折。そのまままっすぐ進み、元湯椿楼の先で看板に従って右の道を入る。駅から30分弱。地図

陽イオン mg/kg mval%   陰イオン mg/kg mval%
ナトリウム 95.87 92.20   塩素 49.71 31.01
カリウム 1.638 0.93   硫酸 9.818 4.52
カルシウム 0.481 0.53   炭酸水素 118.9 43.10
マグネシウム 0.511 0.93   炭酸 11.14 8.21
アルミニウム 2.200 5.41   水硫化 3.966 2.65
        メタ珪酸水素 35.16 10.09
        メタ珪酸 0.106 0.06
        水酸 0.272 0.36

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