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●鵜の木天然温泉(第三松の湯)=廃業
【注】鵜の木天然温泉は2010年2月21日で廃業。
    
    
鵜の木天然温泉外観【泉質】ナトリウム−炭酸水素塩冷鉱泉  【pH】8.2

【泉温】18.4度(気温22.8度) 【湧出量】毎分88.9リットル(動力) 

【住所】東京都大田区鵜の木2−11−11 東急多摩川線鵜の木駅から徒歩5分程度

【設備】内湯(源泉水風呂あり)、サウナあり

【温泉利用状況】掲示なし   

源泉浴槽
源泉浴槽は冷たくてヌルっとしている

【営業時間】15時半から25時 不定休   

【入浴料】 450円(東京都の公衆浴場料金)

 廃業してしまうと知り、その4日前にようやく訪問することができた。60年ほど前から営業しているそうで、フロントにいる女性は50年もここで働いていると寂しそうに話してくれた。廃業後については「具体的に聞いていないが、多分取り壊されると思う」とのことだ。脱衣所のご婦人方の話題も「ここがなくなったらどこのお風呂に行くか」で持ち切りだった。

廃業のお知らせ
廃業のお知らせ

 典型的な銭湯で突き当りの壁には海と島のペンキ絵が描かれている。どこの景色だろう? 松島かな?

 浴槽は温泉と白湯(バブルバス状)。ともに43度程度あり熱い。しかも温泉浴槽は比較的深い。手前のサウナ脇には1人用の源泉浴槽があり、反復浴を楽しんだ。なぜか源泉浴槽に入る人はそれほど多くない。透明度は加熱浴槽・源泉浴槽ともに10センチ弱の正統派?黒湯だ。ヌメっとした感触もある。浴槽脇の蛇口をひねると茶色っぽい源泉が出て来る。

 ご時世とはいえ、都内の黒湯銭湯がまた一つ減っていくのはなんともさびしい。最新の成分分析を半年余り前に終えたばかりだってのが一段と物悲しさを誘った。(2010年2月)   

陽イオン mg/kg mval%   陰イオン mg/kg mval%   非解離成分 メタケイ酸  73.2mg
ナトリウム 282.7 89.7   フッ素 <0.1 -     メタホウ酸 3.3mg
カリウム 14.1 2.61   塩素 15.9 3.14     腐植質 34.0mg
アンモニウム 2.0 0.78   硫酸 0.1 0.02        
カルシウム 12.1 4.38   メタ亜ヒ酸 <0.1 -   溶存ガス成分 遊離二酸化炭素 8.7mg
マグネシウム 4.9 2.92   炭酸水素 824.1  94.50        
アルミニウム <0.1 0.08   炭酸 9.9 2.31        
鉄(U) 0.2 0.06 硝酸 0.2 0.03 成分総計 1.286g
鉄(V) 0.2 0.09 蒸発残留物 964mg
合計 316.3       850.3      
(平成21年6月22日)

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