らくだジャーナルTOP東京都の温泉目次>新寿湯
       

●新寿湯
【注】新寿湯は2008年6月10日で廃業。
    
    
新寿湯外観【泉質】重炭酸そうだ、メタ珪酸、メタホウ酸の項で温泉法の温泉に適応

【泉温】 【湧出量】 【pH】掲示なし(ただし弱アルカリ性との掲示あり) 

【住所】東京都世田谷区玉川3−23−27 電話03−3700−1320 二子玉川駅から徒歩5分程度、高島屋の裏側にある商店街の一角にある。

【設備】大浴槽は部分的に電気風呂、ジェットバスになっている、小浴槽は薬湯、水風呂は源泉浴槽、別料金のサウナあり

【温泉利用状況】掲示なし   

【営業時間】15時半から23時半 日曜日は15時から 月曜定休   【入浴料】 430円(東京都の公衆浴場料金)

壁には戦闘機?が描かれている

 おしゃれな町のイメージがある二子玉川も、高島屋の裏手を数分もあるくとすっかり庶民的な商店街だ。新寿湯はその一角にあり、右手が銭湯、左手がコインランドリーになっている。

 受付はフロント式で、入浴料を支払うと同時に靴箱の鍵と脱衣所ロッカーの鍵を交換してもらう。1人でいくつもロッカーを使えないようになっている。

 浴室壁の絵は少なくとも女湯に関する限り富士山ではなく湖。遊覧船が浮かんでいるのは納得だが、空には戦闘機?自衛隊機?が飛んでいるのが、もうまったく意味不明だ。


 壁絵の下には黒湯の小浴槽と無色透明の大浴槽がある。この小浴槽が温泉なのかと思ったら、薬湯だった。いや、これも温泉なのだが、色は生薬の成分か何かによるものだ。こちらは40度弱とぬるめ。大浴槽よりも人気があり、人口密度が極めて高い。

左側の浴槽が薬湯

 大浴槽も温泉を利用しているそうだが、循環ろ過のせいか言われなければまったく分からない。壁に分析書が掲示してあるので温泉なんだな、と思う程度だろうか。こちらは42度と熱め。

 サウナ脇、壁の窪みに小さな浴槽があり「源泉」と張り紙がしてある。近づいてみると1人用の小さな浴槽はうっすらと茶色い湯で満たされている。源泉が岩組み(というほど立派でもないけれど)の湯口から注いでいる。浴槽の上部に排水口があり、余った湯はそこから排出されているので浴槽外へのオーバーフローはない。この源泉浴槽はかけ流しだろうか? 温度は20度前後。わずかなスベスベ感がある。お湯としては比較的硬く、無色透明の大浴槽の湯のほうがまろやかな感じがした。

 東京の街中の銭湯で源泉浴槽が設けられているところはそれほど多くない。この新寿湯もあと数週間で廃業してしまう。反復浴を繰り返して別れを惜しんだ。(2008年5月)

陽イオン mg/kg mval%   陰イオン mg/kg mval%   非解離成分 メタケイ酸  68.7mg
ナトリウム 117.5 94.11   フッ素 0.5 0.03     メタホウ酸 6.2mg
カリウム 10.3 4.79   塩素 3.8 0.11        
マグネシウム 0.4 0.55   硫酸 4.5 0.09        
カルシウム 0.3 0.18   炭酸水素 336.2 5.51   溶存ガス成分 遊離二酸化炭素 5.7mg
アルミニウム <0.05   炭酸 2.7  0.09        
鉄(U) 0.5 0.37          
合計 129.0       347.7      

らくだジャーナルTOP東京都の温泉目次>新寿湯