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●水月ホテル鴎外荘   
      
      
【源泉名】 鴎外温泉  【泉質】メタケイ酸、重炭酸そうだの項で温泉法の温泉に適合

【泉温】18.4度(気温11.3度) 【湧出量】毎分20リットル 【pH】8.3

【住所】東京都台東区池之端3−3−21 電話03−3822−4611  東京メトロ千代田線の根津駅が最寄りでヤフーによると徒歩6分。私は上野駅から徒歩10分余りで歩いた。

【温泉利用状況】掲示なし。源泉温度からして加熱していることは確実

【設備】内湯(檜風呂と大理石風呂を男女日替わりで利用)

【日帰り入浴の営業時間と定休日】15時から23時   【入浴料】1500円

大理石の浴槽

 外観よりもかなり大きなホテルだ。館内入り口から何カ所も温泉への道を示す張り紙があるので、ついその表示に従ってそのまま2階の温泉入り口まで進んでしまった。当然だれもおらず、男女別の脱衣所入り口があるのみ。

 あわてて1階に戻り、一番手前にあったフロントで雑誌「温泉博士」を差し出し、温泉手形を利用しての無料入浴をお願いした。週末だというのに快く受け入れてくれて一安心だ。大理石風呂と檜風呂を男女日替わりで利用していて、私の訪問時は大理石風呂が女湯だった。

 週末だったがまだ宿泊客のチェックインには早いせいか、入浴を終えた年配の女性2人が脱衣所で雑談しているのみとすいていた。浴場は予想以上に広い。左手の壁際に浴槽があり、右の壁際に洗い場が並んでいる。お湯は黄色とも茶色ともつかない色はあるものの、もちろん足元までクリアに見通せる。すぐ近くの六龍鉱泉が黒湯なものだから、てっきりここも黒湯なのだと思い込んでいた。白湯とは明らかに違うスベスベ感があるのは嬉しい。

鴎外の住居が復元されている

 浴槽奥の真ん中にある湯口からはタラタラとお湯がそそいでいる。いろいろなところでこの鴎外荘は「源泉かけ流し」だという情報を目にしていたのだが、脱衣所には温泉利用状況についての掲示がなくて確認できなかった。仮にかけ流しだとしても、この程度の投入ではちょっとかけ流しというイメージではない。ほとんど溜め湯状態といってもいいだろう。50歩譲って「ポタ流し」といったところか。浴槽の両側には蛇口があり、熱い湯が出るとして注意を促す掲示があった。湯張り時にはこの蛇口を使ってお湯を溜めているのだろう。

 1500円の入浴料は高いが、都内の温泉認定1号という由緒ある温泉だし、敷地内には森鴎外が舞姫を執筆したとされる住居跡があるので、そういう価値も加味すると一度は訪問しておきたいところ。(2009年7月)

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陽イオン mg/kg mval%   陰イオン mg/kg mval%   非解離成分 メタケイ酸  61.7mg
ナトリウム 93.7 72.71   フッ素 0.1 0.12     メタホウ酸 1.1mg
カリウム 14.0 6.39   塩素 5.7 2.84     有機物 <10mg
アンモニウム 12.0 10.69   硫酸 8.8 3.23        
カルシウム 6.9 10.14   炭酸水素 315.2 90.98   溶存ガス成分 遊離二酸化炭素 2.6mg
鉄(V) <0.1 0.06   炭酸 4.8  2.80        
水酸 <0.1 0.4 成分総計 0.527g
合計 126.7       334.6     蒸発残留物  358mg


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