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●新島「湯の浜露天温泉」   
      
      
【源泉名】 間々下温泉2号井     【泉質】ナトリウム−塩化物温泉

【泉温】60.2度 【湧出量】毎分430リットル(掘削・動力)  【pH】6.1 

【住所】東京都新島村本村 電話なし(無人施設) 新島港から徒歩5分強

【温泉利用状況】掲示なし

【設備】露天風呂×5(うち1はカラだった)、足湯、脱衣所にコインシャワーあり

奥の小浴槽はぬるめだった

【利用可能な時間】無料で24時間利用可   定期清掃の有無など不明

 季節はずれで悪天候に訪ねる海の温泉はもの悲しい。ひょぉぉぉ〜と吹き付ける風で湯面はさざ波だっているし、週末の日中だっていうのに入浴客が全然いない。古代ギリシャ建築風の柱がさらに悲哀を誘う。1年中24時間利用できると書いてあったけれど、やはり夏場を中心とした季節に行くことをお勧めする。

 施設は無人ながらキレイに管理されている。コインロッカー(コインは戻ってこない)もあるし、コイン式のシャワーも3カ所ある。説明によるとお湯も出るらしい。トイレは脱衣所とは別の建物にある。入浴は水着着用。

高台にある浴槽。眺めはいいけどほとんど水

 足湯を別として浴槽は5つ。手前右側の浴槽はカラッポだった。帰宅後に各種温泉サイトで調べたところ、どうもシーズン中は水風呂として利用されているらしい。このほかの浴槽は真ん中の通路を挟んで左に1つ、右に3つある。この4つはだいたい適温。ただし、海に一番近い小浴槽は上の浴槽からオーバーフローした湯が流れ込んでいて、かなりぬるかった。手前の浴槽はやや熱めと多少の違いがある。通路両側の大きな浴槽が一番入りやすい温度だった。

 お湯は無色透明でつるすべ感があり、塩気とべたつきが強い。いかにも「海の湯」といった感じだ。足湯浴槽は微妙に濁っているようにも見えた。

高台の屋根の下に右上写真の浴槽がある

 岩山を回るように階段を上った高台の海を見晴らすところには長方形の浴槽がある。こちらは長時間誰も使っていない様子でほとんど水。おまけに高台にあるために風が強く、とても入っていられない。ただ、屋根があるのはここだけなので、真夏の日差しをよけるにはここしかない。

 脱衣所と浴槽の間に緑色のマットが敷きつめられているのがやや興ざめながら、脱衣所手前から土足禁止なので仕方ないのかな。階段を素足で上り下りするのはちょっと怖かった。 夏場に家族連れで来れば楽しめそうだし、天気がよければ印象もかなり違っていただろう。詳細な分析書の掲示はなく、上記の泉温や湧出量などのデータと下記の成分表は同一源泉を使っている間々下温泉に掲示されていた内容。

 港に近いので船を使う人には便利だ。私は空港から向かったのだが、調布からの便がついてもタクシーはいなかった。空港の張り紙をみてタクシーを呼んだのだが、4、5件断られて最後に電話したところがようやく迎えに来てくれた。聞いたところでは、新島のタクシーはどこも兼業で、シーズンオフはほかの仕事で忙しいことも多いとのこと。シーズンオフにタクシーを使う人は、事前に予約しておくことをお勧めする。(2008年10月)

オーバーフローした湯が流れるところは茶色く染まっている(左)。足湯(中)。更衣室は女性が左側を利用する(右)

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