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●国立温泉湯楽の里  
      
      
【源泉名】国立温泉湯楽の里     

【泉質】ナトリウム−塩化物温泉  【pH】7.82 

【泉温】48.5度(気温23度)  【湧出量】毎分724リットル

【住所】東京都国立市谷保3143−1 フレスポ国立南内 電話042−580−1726 JR南武線・矢川駅か多摩都市モノレール・万願寺駅からいずれも徒歩15分程度

【温泉利用状況】露天上の湯=加水なし、加温あり(冬期)、かけ流し、消毒なし
          露天下の湯=加水あり、加温あり、循環ろ過、塩素系薬剤使用

【設備】内湯(高濃度炭酸泉あり)、露天、寝湯、サウナ           

【営業時間と定休日】9時から25時(最終入館24時) 年中無休(不定休)

【入浴料】 800円(土日祝日900円)

【公式サイト】 http://www.yurakirari.com/yuranosato/tenpo/kunitachi.html

 2011年11月21日のオープンから数日後に訪ねてみた。し尿処理施設「清華園」が再開発により商業施設「フレスポ国立南」となり、その一角が湯楽の里となった。南武線の矢川駅から歩く。公式サイトでは15分となっていたけれど、もう少しかかったように思う。

 フレスポ国立南は大半を「スーパーバリュー国立店」が占めていて、湯楽の里はそれとは独立した建物。1階が駐車場、浴場などの施設は2階にある。多摩川の川べりに位置し、施設入り口近くから西側を見ると、雪をかぶった富士山が見える。これなら浴場からも眺めがいいはずだと期待が高まる。

 確かに脱衣所から浴場に入った瞬間、窓越しに富士山が見えた。そこまではいい。しかし、期待していた露天風呂に行くと、すごい大きな目隠しがあって視界を大きく遮っている。富士山が見えるのは露天風呂に出入りする際、階段を数段上ったときだけ。眺めに関してはちょっと肩透かしだった。あそこまでガチガチに目隠しをしないといけないのかなぁ。男湯はもっと眺めがいいのかもしれない。

 眺望では少し残念な思いをしたけれど、嬉しいことに温泉には個性が感じられた。黄茶色っぽい湯にはゴムのようなアブラ臭があり、湯口の近くではすご〜く細かい泡付きがある。細かいカス状の湯花もチラホラ浮かんでいた。傍らにある利用状況の掲示によると、上の湯は温度が低いときは加熱してかけ流し、消毒もしていないとのこと。11月下旬のこの時期は加熱しているのだろうかと疑問に思い、清掃担当と思しき方が露天のきたので尋ねてみた。確認してもらったところによると、源泉温度が43度を下回ると加熱していて、訪問時も加熱していたそうだ。つまりオープン時には加熱していたと思われる。

 露天風呂の上の湯は浴槽内部が変わったつくりになっている。普通、浴槽内の段差といえば高くなっているものだが、この浴槽は道路側の底が一段低くなっているところがあり、そこに腰掛けられる。何も知らずに浴槽内を不注意に歩きまわるとズボッとはまらないだろうかとちょっと気になった。

 内湯に入ってもう一度露天に出たら、なぜか泡付きがなくなっていた。鼻が麻痺したのか匂いも心なし薄くなったような。それでも、ここは眺めよりもお湯の個性に期待して来るところだと思った。食事処からは富士山がよく見えた。(2011年11月)

陽イオン mg/kg mval%   陰イオン mg/kg mval%   非解離成分 メタケイ酸 35.0mg
ナトリウム 1407 94.93   フッ素 1.6 0.12     メタホウ酸 229.6mg
カリウム 9.9 0.39   塩素 2070 86.03    
マグネシウム 6.0 0.76   硫酸 0.2 0.00   溶存ガス成分 遊離二酸化炭素  11.7
カルシウム 43.2 3.35   炭酸水素 557.6 13.47  
アルミニウム 0.3 0.05   炭酸 4.5 0.22      
鉄U 0.1 0.00 臭素 7.1 0.13 成分総計 4.393g
鉄V 2.0 0.17 ヨウ素 1.7 0.01
アンモニウム 3.8 0.33 リン酸水素 0.4 0.01
ストロンチウム 0.9 0.33
バリウム 0.3 0.00
合計 1474       2643      
(平成23年6月8日)

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