【注】2009年9月から12月までリニューアル工事を実施したので、下記の情報は古くなっています(ただし、写真と成分表の数値はリニューアル後のものに差し替えました)。
【源泉名】蛇骨湯
【泉質】メタケイ酸と重炭酸そうだの項で温泉法の温泉に適応する
【泉温】18.1度(気温20度) 【湧出量】毎分500リットル(掘削、動力揚湯) 【pH】8.3
【住所】東京都台東区浅草1−11−11 電話03− つくばエクスプレス浅草駅から徒歩1、2分? 田原町から徒歩5分弱
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男湯と女湯の壁にまたがる富士山の壁画 |
【浴槽】大浴槽(ジャグジー、ジェットバス、電気風呂の部分に分かれている)、岩風呂(露天風呂)、水風呂、サウナ(別料金)
【営業時間】13時から24時 毎週火曜定休
【入浴料】450円(東京都の公衆浴場料金)、サウナは別途200円、手ぶらセット(タオル、カミソリ、しんすいんシャンプー、石鹸、歯ブラシ、手提げ袋)は150円、タオルレンタルは30円、バスタオルレンタルは150円
【公式サイト】http://www.jakotsuyu.co.jp/
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部分により電気風呂ヤジャグジジーになっている |
浅草の繁華街の路地奥にある温泉銭湯。すぐ近くを観光客がそぞろ歩きしているのに、ここは熟年世代のジモティ中心に平日の昼間からすごい賑わいだ。午後1時半ごろで女湯には20人前後の入浴客、脱衣所にも10人ほどがいた。常連さん同士の社交場になっている様子だ。
パッと見は古くからある普通の銭湯といった佇まい。奥の壁一面に富士山が描かれ、山頂はちょうど真ん中、男湯と女湯の境のあたりになっている。そのすぐ下には大浴槽。ジェットバス状になっているとこと、電気風呂、バブルバス状と忙しい。流れがあるのでお湯の色は見極めにくいのだが、ウーロン茶を薄めたような感じかな。
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女湯の露天は庭もなく開放感ゼロ |
驚いたのは、カランの湯も源泉を使っていること、洗面器の中がうっすらと色づくだけじゃなく、茶褐色の湯の花が洗面器の中で踊っているのにはちょっと感動した。浴感はヌルつきというよりも、サラスベという感じ。
ここは銭湯料金のくせに自称「露天風呂」がある。ドアを開けて外に出てみたら…、そこは壁と天井に囲まれたスペースだった。岩風呂風の浴槽と水風呂がある。私にはとてもこれが「露天風呂」には見えない。岩風呂は大浴槽に比べてぬるめで、40度ないくらい。長く入っていられるせいか、常時4〜5人が入っていた。
一緒になったご婦人によると、どうも男湯にはもっと立派なホンモノの?「露天風呂」があるらしい。ぜひ男女交代制にしてそちらのお風呂も女性に開放してもらいたいものだ。分析書は入口左手奥の待ち合わせ場所に掲示。温泉利用状況についての掲示は見当たらなかった。(2007年2月)
平成20年の新しい成分表は従来の有機物(8.4mg)の項目がなくなっていたのが主な違い。(2011年6月)
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男湯の内湯(左)。男湯の露天風呂は庭付きで女湯よりもはるかに広い(中)。男湯の脱衣所(右) |
陽イオン |
mg/kg |
mval% |
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陰イオン |
mg/kg |
mval% |
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非解離成分 |
メタケイ酸 |
53.4mg |
ナトリウム |
112.9 |
61.22 |
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フッ素 |
0.1 |
0.12 |
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メタホウ酸 |
2.7mg |
カリウム |
15.5 |
4.99 |
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塩素 |
100.6 |
35.06 |
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8.4mg |
アンモニウム |
3.1 |
2.12 |
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臭素 |
0.4 |
0.12 |
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マグネシウム |
13.5 |
13.84 |
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硫化水素 |
0.2 |
0.12 |
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溶存ガス成分 |
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0mg |
カルシウム |
27.8 |
17.33 |
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硫酸 |
5.5 |
1.36 |
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アルミニウム |
0.4 |
0.50 |
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リン酸水素 |
0.4 |
0.12 |
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マンガン(U) |
<0.1 |
0 |
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炭酸水素 |
284.9 |
57.65 |
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成分総計 |
0.635g |
鉄(U) |
<0.1 |
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炭酸 |
13.2 |
5.43 |
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蒸発残留物 |
0.434g |
合計 |
173.2 |
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405.3 |
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(平成20年12月22日) |
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