らくだジャーナルTOP東京都の温泉目次>八丈島・中之郷尾越温泉「裏見ヶ滝温泉」
      

●八丈島・中之郷尾越温泉「裏見ヶ滝温泉」  
      
      
【源泉名】中之郷尾越温泉     

【泉質】ナトリウム−塩化物温泉  【pH】6.30

【泉温】53.1度(気温不明)  【湧出量】毎分500リットル(動力揚湯)

【住所】東京都八丈島八丈町中之郷2 電話なし(無人施設)  ザ・BOON前バス停から徒歩数分

【温泉利用状況】加水あり(源泉温度が高いため)

階段を下りた左手が更衣室

【設備】半露天(水着着用で混浴)、男女共用の更衣室            

【入浴可能時間】10時から21時   

【入浴料】無料 

【八丈島公式サイトの関連ページ】http://www.town.hachijo.tokyo.jp/onsen/uramigataki.html

湯口が階段風になっている


 道路わきには3台ほど車を停められるスペースと目立たない看板、靴を入れる棚のみある。何気なく走っていたら通りすぎてしまいそうだ。靴用の棚があるってことはここで靴を脱ぐらしく、その通りにしたのだが、階段は結構汚れている(見物だけの人は靴を履いたまま降りて来る)。無人の施設なので、その辺はしょうがない。階段を下りて行くと、屋根つきの露天風呂の向こうにはシダ類など亜熱帯風の植物が生い茂っているのが目に入ってくる。いかにも南国の温泉という感じでとてもいい。

浴槽から見えるこれは「裏見ヶ滝」ではありません

 浴場、更衣室ともに管理状態はよく、ゴミなどは落ちていない。管理&公開してくれている中之郷自治会に感謝しなければ。更衣室は1つのみ。脱衣カゴはあるが、カギは中から鍵はかからない。入浴には水着が必要だ。シャンプーと石鹸の使用は禁止されているものの、ちゃんとシャワー付きのカランにプラスチックの椅子と洗面器もあるので驚いた。

 お湯は「末吉温泉みはらしの湯」を少し薄めたような緑色っぽい濁り湯。じっとり感もかなり強い。資料によると、「ザ・BOON」と同じ源泉を利用しているのだが、湯はまるで別物だ。お湯はかなり熱く、湯口で44度弱、湯尻でも42度あまり。しばらくそのまま入っていたが、あとから来た男性は、「これは熱い!」と傍らのホースでじゃんじゃん加水していた。春と秋が入浴のベストシーズンで、冬場は少しぬるく感じるそうだ。

本物の「裏見ヶ滝」は道の反対側
を5分あまり歩いたところにある

 この温泉について八丈島のサイトに「滝を見下ろす」と書いてある割には、滝というにはあまりにもショボイ流れしか見えないのだが、この男性によると、ここしばらく雨が降っていないので水量が減って一時的に滝がほとんど消滅状態になっているとか。しかも「下まで降りて裏側に回れるんですか?」と尋ねて初めて、この滝は「裏見ヶ滝」ではないことが判明した。本物の「裏見ヶ滝」は道路の反対側を少し入ったところにあるという。

 ここはお湯よりもいいけれど、それ以上に南国の景色がとても印象に残り、お気に入りの一湯となった。近くには温泉スタンドもあるそうだが、私は場所を確認しなかった。周辺には成分表の掲示はなく、上記の泉温、湧出量、温泉利用状況などは八丈島保健福祉センターが出している?「花と緑と温泉の島八丈島」というパンフレットを参照した。(2010年6月)


らくだジャーナルTOP東京都の温泉目次>八丈島・中之郷尾越温泉「裏見ヶ滝温泉」