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●八丈島「洞輪沢温泉」  
      
      
【源泉名】洞輪沢温泉     

【泉質】カルシウム・ナトリウム−炭酸水素塩・硫酸塩温泉 【pH】7.4 

【泉温】40.5度(気温19度)  【湧出量】毎分150リットル(掘削動力揚湯)=八丈島でもらった温泉に関する小冊子によると毎分98リットルと記載されていた 

【住所】東京都八丈島八丈町末吉洞輪沢 電話なし  洞輪沢に行く町営バスは1日1往復で16:07着/16:17発なので町営バスで往復するのは不可能。末吉が終点のバスは何本かあるので、末吉から歩いて往復することはできるかも

先客にお願いし浴槽の一部だけ撮影

【温泉利用状況】加温なし、加水なし、かけ流し

【設備】内湯      【入浴料】無料      

【入浴可能時間と定休日】9時から21時   毎週月曜定休  

【八丈島公式サイトの関連ページ】http://www.town.hachijo.tokyo.jp/onsen/borawazawa.html

 八丈島南部・末吉地区の海際にある無料&無人の温泉浴場で、末吉自治会が管理している。部外者の外来入浴も自由と、太っ腹な温泉施設だ。

 洞輪沢漁港に向けて坂を降りて行くと、水色に塗られたブロックの建物が見えてくる。その素っ気ない外観にまずウットリとした。入り口側に回ると「洞輪沢温泉」の看板の脇に「入れます」と小さな札が出ている。「洞輪沢」は「ぼらわざわ」と読む。

入り口側

 女湯は左手。先客が2人いた。周辺で車にも人も見かけずにここまでやってきたのに、温泉には人がいるっていうのが不思議な感覚だ。カランは水なので洗面器で浴槽から湯をくんだほうがいいと教えてくれた。浴槽の湯はちょっとぬるめ。実測で39.2度と長湯にもってこい。すぐ近くの「みはらしの湯」が濁り湯なのに対し、こちらは無色透明で味見してみても塩辛さを感じない。まったく別物の湯だ。弱いながらもスベスベ感がある。

 窓を大きく開け放って入るシンプルな共同浴場はサイコーに気持ちいい。やさしい感触のぬる湯に浸かっていると、慣れない運転でこわばった体がほぐれていくような気がする。石鹸・シャンプーの利用は禁止されている。排湯をそのまま海に流しているのだろうか。壁には「昭和58年度自治宝くじ助成施設」の掲示がある。事業仕訳で話題になった宝くじの資金で整備された施設だった。

 この洞輪沢温泉の先の海辺に汐間温泉というのが湧いているらしいのだが、私の訪問時は満潮に近い状態だったので海の中でまったく分からなかった。十数年前にダイビングをしに八丈島に来た際、この近くの「南国温泉ホテル」で日帰り入浴したことがあるのだが、かなり以前に廃業したそうだ。(2010年6月)

陽イオン mg/kg mval%   陰イオン mg/kg mval%   非解離成分 メタケイ酸 121.9mg
ナトリウム 101.3 29.78   フッ素 <0.05 -     メタホウ酸 1.9mg
カリウム 9.8 1.69   塩素 162.3 30.17     メタ亜ヒ酸  <0.01
マグネシウム 33.2 18.43   硫化水素 <0.1 -   溶存ガス成分 遊離二酸化炭素  17.6mg
カルシウム 146.7 49.43   硫酸 160.0 21.94   遊離硫化水素 <0.1mg
アルミニウム 0.3 0.20   炭酸水素 443.0 47.83      
鉄(U) <0.05 - 炭酸 0.3 0.07 成分総計 1.200g
マンガン 1.9 0.47 蒸発残留物 1.021g
合計 293.2       765.6      
(平成17年6月21日)

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