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●浅草観音温泉   
      
      
【源泉名】 【泉質】 【泉温】 【湧出量】温泉分析書の掲示見当たらず不明。玄関外の掲示によると、地下3000尺から湧いていて1日の8000石の湧出量があるとのこと… 

【住所】東京都台東区浅草2−7−26 電話03−3844−4141  東京メトロ浅草駅から徒歩10分程度(下記地図にある最寄りの浅草駅はつくばエクスプレスの駅)

【温泉利用状況】掲示なし、ただし白いカルキの錠剤が浴槽底に沈んでいるので、消毒していることだけは間違いない。

【設備】内湯

【営業時間と定休日】6時半から18時   水曜定休(祝日の場合は翌日)

人魚のタイル絵はいい感じだ

【入浴料】700円

 浅草寺の西側、花やしきのすぐ前にある日帰り温泉。ツタの絡まるビル外観はかなり年季がはいっている。パッと見では営業しているのかどうか分からない。「営業中」の札を確認して中に入ると、年配の女性が受付にいた。

 入浴料を支払って上がると、これまた年季のはいった下駄箱がずらりと並んでいる。アンティークマニアならそれだけで嬉しくなってしまうに違いない。奥に進むと女湯と男湯の入り口がそれぞれ英語でも表記されていた。これだけ観光スポットに近いのだから、海外からの旅行者もたくさん訪れるのかな、と思って脱衣所に入ると先客はその外国人旅行者の女性1人だけだった。

昭和ムード満点の脱衣所

 ちょうど浴場から出てきたばかりという彼女と少し話をする。ニューヨークから来たそうで、脱衣所にある100円のマッサージベッドがすごく気に入ったそうだ。ただ、全体的にかなり老朽化が進んでいるという点では意見が一致した。浴場のシャワーはところどころ壊れているし、床や浴槽のタイルはあちこちはがれている。それでも、男湯との境の壁にある人魚のタイル絵はいい感じだ。なまぬるいながらも、水飲み場が浴場にあるのも良い。

 温泉自体はちょっと悲しい。近くの蛇骨湯があれだけ真っ黒なことからすれば、ここのお湯はろ過しているのだろう。無色透明だ。あるいはわずかに色がついているのかもしれないが、底まで鮮明に見える。そして浴槽の底には白くて丸いカルキの錠剤が見える。これじゃプール気分だ。壁には保健所の指導で消毒しているとのおことわりが掲示されている。

下駄箱も渋い

 先入観のせいか、湯に入っても温泉らしさはほとんど感じない。浴槽は2つに区切られていて、「熱い VERY HOT」と赤字て表示があるのだが、どの部分に入っても温度の差はないように感じた。

 受付の老婦人によると、40年くらい営業を続けているとの話だったが、脱衣所の看板には昭和27年と記載されたものがあり、少なくとも50年は営業しているんじゃないだろうか? 温泉マニアよりもアンティークマニアにお勧めしたい一湯だ。入浴料が700円と銭湯よりも高い割に石鹸、シャンプーは置いていないので必要な人は要持参。(2009年4月)

 

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