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●奥鬼怒温泉郷「日光沢温泉」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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![]() 【泉質】(上)ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩温泉 (下)含硫黄−ナトリウムー塩化物泉 【泉温】(上)42.9度(気温5.0度) (下)40.4度(同0.0度) 【湧出量】(上)毎分39.2リットル=掘削自噴 (下)同10.9リットル 【pH】 (上)7.2 (下)7.1
【住所】栃木県日光市川俣874 電話0288−96−0316 夫婦淵駐車場(バス停)から徒歩1時間20分程度 【浴槽】男女別内湯(宿泊客のみ利用可)、露天×2(ともに混浴で脱衣所は男女共用かつ1カ所のみ) 【温泉利用状況】掲示見当たらず(ということは加水なし、加温なし、かけ流し、消毒なしのはず) 【日帰り入浴の営業時間】9時から15時 【入浴料】500円(内湯は利用できない)
夫婦淵から歩き通して一番西の日光沢まで来た。八丁湯まで1時間、次の加仁湯まで10分、日光沢までさらに10分といった時間配分なので所要1時間20分程度。旅館というよりも山小屋チックなところで、山帰りの男性グループ十数人がいて賑わっている。 宿の人に入浴したい旨告げたところ「今は男の人がたくさん入っているからムリです」と断られてしまった。しかし、せっかくここまで歩いてきたのにおいそれと回れ右をするわけにいかない。「ちょっと見学させてください」とお願いして露天風呂を見に行くと、確かに7、8人の男性がいるものの山男だけあってワニ風味じゃない。「どうぞ」と言ってくれたし湯浴み着を持参していたので入ることにした。
日帰り入浴できるのは上下2つの露天風呂のみ。内湯にあるはずの男女別脱衣所は使えない。露天の脱衣所は上の露天風呂脇にあるが、目隠しはスダレ程度。その場にいる入浴客に大きく左右されるとはいえ、女性に一般的にかなり難易度が高いといえそう。上の露天は無色透明の湯で、かなりぬるめ。湯口から遠いところでは40度ないくらい。しかし、肌触りがまろやかでとても気持ち良い。金気臭とふんわりした硫黄臭がある。湯口は2本の細いパイプで投入量はそれほど多くない。この2本がそれぞれ日光沢Dと千枚岩源泉なのかどうか未確認(質感はそれぞれ微妙に異なるような感じもしたけれど、別々の利用だと断言できる自信はない)。 下の露天は階段を降りたところある。浴槽も周辺もコンクリートでやや殺風景。こちらは適温。白濁の湯は香ばしい硫黄臭で、上の露天とはまったく違うお湯だ。「1粒で2度おいしい」グリコのような温泉。前夜宿泊したという登山グループによると、内湯も白濁の湯だそうだ(同じ源泉かどうか不明)。上下の露天ともに洗い場はない。今回奥鬼怒で訪ねた3カ所の中では一番質素で商売っ気のないところだが、逆にそこがとてもよかった。設備重視の方にはお勧めしない。宿泊客に対しても送迎はない。(2009年11月) (上の露天)
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