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●有福温泉「御前湯」 
    
     
【源泉名】有福温泉 【泉質】アルカリ性単純温泉

【泉温】47.0度(使用位置)  【湧出量】不明  【pH】不明

【住所】島根県江津市有福温泉町以下不詳 電話0855−56−3353  山陰本線浜田駅か都濃津駅からバス

【浴槽】内湯

【温泉利用状況】掲示なし(口頭でかけ流しだとうかがう)

【営業時間】7時から21時半   【入浴料】300円  

あふれた湯は浴槽周りの溝に流れる

 温泉街から細い階段を上っていくと、写真で見慣れたアーチ窓の洋風の建物が見えてくる。建物前のスペースが予想以上に狭く、外観の写真を撮るにも後ろに下がれないので撮影が難しい。

 中に入ると八角形の受付(レトロ!)があり、女湯は右、男湯は左手に別れている。脱衣所のロッカーは100円返却式だし、浴室にはボディソープとリンスインシャンプーが備え付けられている。古くからある有名な共同浴場には珍しいサービスだ。

 浴室は脱衣所から数段階段を下りたところにあり、建物外観やホールに比べるときれいで新しい。真ん中にデーンとある浴槽は中央にタイルの円柱、その上に石臼みたいなものが据えてあり、そこから出ているパイプ2本が湯口になっている。

アーチ窓の雰囲気が良い

 無色透明の湯はパキッと熱い(あとで行った「さつき湯」のほうが熱かった)。しかも浴槽は平均よりも深め。汗まみれでたどりつき、さらに汗が出ているのだが、床にペタンと座ってあふれる湯やアーチ窓を見ていると、なんとなく満ち足りた気分になってくる。カラン(シャワーつき)は3カ所。私が行った朝8時ころで旅行者と地元の人が半々という感じ。思っていたほど込んでおらず、1人になった時間帯もあったので写真を撮らせてもらった。

 その後訪問した「さつき湯」の張り紙には、御前湯、さつき湯とも複数の泉源を使用しているため、源泉の温度測定・表示が困難なため「使用位置」の温度を表示しているとの説明があった。玄関左手には「西暦651年に期限を持つ美肌温泉」という掲示が日本語と英語で表示されている。中国語と韓国語の簡単な表記もあり、海外からの旅行者も訪れるらしい。有福温泉に3軒ある共同浴場の中では一番古くからあり、昔は「福の湯」という名称だったそうだ。昭和3年に現在の建物が建築されて「御前湯」と改称された。(2007年8月)

陽イオン mg/kg   陰イオン mg/kg   非解離成分 メタケイ酸 73.2mg
ナトリウム 81.2   フッ素 2.6      
カリウム 1.9   塩素 63.0    
カルシウム 3.0   臭素 0.2        
  炭酸水素 47.6        
  メタホウ酸 0.8   溶存ガス成分 0mg
  炭酸  18.6        
  硫酸  15.7        
合計 86.1   合計 148.5   成分総計   0.31g
(平成17年8月22日)

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