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●東鷲宮百観音温泉  
     
     

【源泉名】東鷲宮百観音温泉 【泉質】ナトリウム−塩化物強塩温泉

【泉温】57.3度  【pH】7.55  【湧出量】公称2250リットル 掘削自噴  

【住所】埼玉県北葛飾郡鷲野宮町大字西大輪868 電話0480−59−4126 JR宇都宮線の東鷲宮駅下車、駅前通りを直進すると看板が出ているので表示に従って右折するとすぐ。駅から徒歩3分

【浴槽】内湯3(温泉2、水風呂1)と露天4、サウナ

東鷲宮百観音温泉の外観

【営業時間と定休日】8時から23時。土日祝日は6時半から。第3火曜日休

【料金】3時間まで700円  地図(別ウインドウで開きます)

「阿弥陀の湯」左側の露天

  埼玉でも1、2を争う評判のいい温泉。ゲタ箱の鍵を受付に出して入浴料を払うとロッカーの鍵を貸してもらえる。浴室は「阿弥陀の湯」と「菩薩の湯」があり、男女交代で利用しているらしい。私が行ったときは「阿弥陀の湯」が女性用だった。脱衣所は広くてキレイだ。マイナスイオンドライヤーは有料(100円で8分)。

 浴室は入ってすぐ右側にサウナと掛け湯があり、その奥が水風呂、左手に洗い場(カランは20ヵ所弱?)があり、窓際に浴槽が2つある。1つは変則八角形で泡風呂になっていて湯口は見えない。もう1つは長方形で大きな湯口から源泉が注がれている。

「阿弥陀の湯」の左側の露天。写真に入っていないけど右手に湯口がある

 露天は左側に1つ。右側に上下2つある。4段高くなったところに深さ1メートルぐらいの「立ち湯」があり、そこからオーバーフローした湯が下の浴槽に流れ込む仕組みだ。左側の露天は単独の湯口がある。気のせいかもしれないけど、この「立ち湯」が一番湯温が高く、湯の鮮度もいいように感じた。あまり長時間入っているとのぼせそうなので、出たり入ったりを繰り返してこの「立ち湯」に一番長くいた。木製のベンチを置いてあるのが嬉しい。湯口や浴槽縁、床の一部は茶色く色が変わっている。

 緑色を帯びた薄茶色の湯は透明度25センチぐらいだろうか。なめるとかなり塩辛い。ツルすべ感もあり、なかなかいいお湯だと思う。道路に面した建物の外壁には湧出量が毎分4800リットルと表示されている。各種温泉本でも4000リットル台の表記が一般的だ。それなのに分析書と天然温泉利用証では毎分2550リットルとなっているので尋ねてみたところ、「実際には4800リットル湧いているが、税金上の問題で2550リットルとしている」とのことだった。いまいちよく分からない。

「阿弥陀の湯」右側の露天
「阿弥陀の湯」の右側の露天。奥の壁の上に立ち湯があり、壁をつたってお湯が注入されている

 しかも内湯の大きな浴槽はあふれた湯が窓際の排水溝というか穴に流れ込むようになっていて、床にオーバーフローさせていない。パンフレットに「100%の源泉を加水加熱を行わず、掛け流し(ろ過機などを一切使用しない)で利用しております」と書いてあるのだから完全掛け流しなんだろうけど、まるで循環のようなお湯の使い方は残念。ついつい「ケチ」と小さくつぶやいてしまった。毎分4800リットルの湧出量を実感できるようなお湯の使い方をしていただきたいと思うけど、これは利用者のわがままかなぁ。

建物外壁の掲示

 天然温泉利用証では5項目(源泉・引湯、泉質、給湯方式、加水の有無、新湯注入率)すべてが3段階の最高に評価されている。

 2階の家族風呂は個室付き。全部で5つある。3時間で3000円の利用料は入館料(1人700円)とは別に必要。パンフレットによると利用は3人からとなっている。実質的には予約制で、冬場の週末は1週間前には予約が埋まってしまうそうだ。1階には喫茶室、2階には食事処がある。温泉スタンドは30リットル100円。(2004年1月)

道路に面した建物の外壁に百観音温泉の由来などが掲示されている

2006年3月に再訪。露天風呂のスペース奥に大きな露天風呂が新設されていた。電車が止まってしまうほど風の強い日だったので、この一段高いところにある露天風呂は日曜日だというのにほとんど人がいなくて、なかなか気持ちよかった。

 脱衣所外の壁に掲示されている温泉協会の「温泉利用証」では循環装置:なし、給排湯方式:完全放流式、加水:なし、加温:なし、新湯の注入量毎分152リットルで(浴槽が)満たされるまでの時間は1時間11分となっていた。サイコロの目での評価はすべて5段階で最高評価。

新設された大露天風呂。奥から手前に向かって段々ぬるくなっている

 一方、脱衣所にある掲示は「衛生管理のため、循環装置(ヘアキャッチャー)を使用しています。(一部の大型露天風呂は除きます)」となっていたので、受付で尋ねたみた。温泉協会の表示は浴槽ごとにできるので、大型露天風呂を評価したものだということ。温泉法に基づく表示では空気を混ぜて源泉を冷ましたり、ジャグジー・ジェットバスに利用するのでも「循環ろ過している」という判断になってしまうとのことで、2種類の表示があるとの説明だった。(2006年3月)

                 
陽イオン mg/kg   陰イオン mg/kg   非解離成分 メタケイ酸  26.3mg
ナトリウム 6412.0   フッ素 0.6     メタホウ酸 128.5mg
カリウム 53.7   塩素 11040.0     メタ亜ヒ酸 0.01mg以下
マグネシウム 50.8   臭素 46.5        
カルシウム 439.3   ヨウ素 5.7   溶存ガス成分 遊離二酸化炭素 2.6mg
アルミニウム 0.05以下   硫酸 1.2        
鉄(II) 0.8   炭酸水素 114.7        
マンガン 0.2   炭酸 0.3        
合計 6957.0     11210.0   成分総計   18.32g

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