らくだジャーナルTOP埼玉県の温泉目次>清河寺温泉「いずみの湯」
     

●清河寺(せいがんじ)温泉「いずみの湯」 
【注】下記は仮施設での体験入浴として公開されたときの情報です。2006年2月2日に商用温泉施設「さいたま清河寺温泉」として正規開業後の入浴記はこちらをご覧ください
      
       

【泉質】ナトリウム−塩化物泉(低張性弱アルカリ性温泉)

【泉温】38.3度(気温30度) 【湧出量】毎分480リットル(掘削・動力揚湯)

【住所】埼玉県さいたま市西区清河寺683−4 電話 048−625−7373 大宮駅西口8番のバス乗り場から出る東武バスに乗って清河寺(280円)で下車。前方にみえるパチンコ屋cubeの敷地内にある。バスの行き先は西上尾車庫、平方、リハビリセンターのいずれでも大丈夫。バスは日中、1時間に4本くらいある。

【浴槽】仮設の露天風呂(樽風呂)のみ

【営業時間と定休日】原則11時から22時まで(掃除していることもある)。

仮設浴場の外観

【料金】無料   地図(別ウインドウで開きます)

 パチンコ屋の敷地内に湧いている温泉を仮施設にて無料で提供している。駐車場の入口左側に仮設の建物がある。入浴するにはパチンコ屋に入ってレジで入浴したい旨を告げ、住所や名前を書く(最初だけ)と鍵を貸してもらえ、貸し切り状態で入浴できる。1回の入浴時間は50分との掲示があった。訪問時間がわかっていれば、事前に電話で入浴時間を予約することも可能。最近は清河寺温泉の評判が知れ渡ってきたので、予約したほうが確実かもしれない。

全体像

 仮施設なので脱衣所は狭く簡素だけど、100円バック方式のロッカーもちゃんとある。さらに感動したのは、分析書のコピーが10数枚ぶら下がっていて、欲しい人は自由に持ち返れるようになっていたことだ。

 全開になった脱衣所の窓から浴室?の全景がみえるけど、これまでに入ったどの温泉とも違う。まず浴槽はすべて樽。左側に1人用の樽が3つ(パラソル付き)、奥に2、3人入れそうな大きな樽が2つある(大きな樽のうち右側には湯が入っていなかった)。床は打ちっぱなしのコンクリートの上にスノコを敷き、さらに通路になるとところには緑色のマットが。通路の右側は奥に水風呂、手前には楕円形のかけ湯がある。南国風の植物と緑のマットはまるでミニゴルフのようだ。

脱衣所の窓から全景を見渡したところ。手前中央がかけ湯、左側に1人用の樽が3つ、一番奥に2、3人用の樽が2つある

 早速味見してみる。金属臭は感じられないのに塩味に金属味が混じっている。透明ながらやや黄色っぽく色もついている。入ってビックリ。体が炭酸ガスの泡まみれになっちゃった。各浴槽をよくみたら、一番奥の大きな樽とその手前の小さな樽(1人用樽の一番奥)はアワアワが特にすごく、湯がアワで灰色に濁っている。つかっていると水面でプチプチとアワが弾けているのが分かる。ミニサイダーって感じ。面白くて水面に顔を近づけてじ〜っと観察していたら、顔にもプチプチがあたった。ツルすべ感もある。

 奥にある大きな樽には「熱めの湯」と書いてあったので加熱した源泉を入れているのかもしれないけど、1人用樽の源泉との温度差は感じられない。ひょっとして、私が行った時は加熱していなかったのかも(加熱するのは私が行ったときにカラだった右側の樽だけみたいだ)。

1人用の樽風呂
1人用の樽は3つ。どれもジャカスカ源泉があふれている
樽風呂近景

  壁の向こうは交通量の多い道路。乗用車やトラックがひっきりなしに行き交う音がする。お湯と回りの環境がちぐはぐで笑える。大宮近くのこんなところにこれだけ上質の湯が出るというのは不思議でしょうがない。「恐れ入りました」って感じ。浴室にはチビた石鹸が置いてあったけど、基本的に備品はない。掛け湯のところに手桶はあったけど、普通の桶(洗面器)もなかった。ここはお湯につかって堪能するところだと思う。

泡が密集していてなんとなく灰色にみえる

 鍵を返しに行ったら、先ほど住所などを書き込んだ紙に感想を書くよう頼まれた。本施設になっても、ぜひこのまま源泉掛け流しを続けてもらいたいことと、非加熱の源泉浴槽もほしいことを書いておいた。タダで入れてもらっているのに「ぜひまた来てくださいね」と言ってくれ、申し訳ない気持ちになる。

 聞いたところ、仮施設での無料公開は2003年10月末までの予定。その後、本施設を建てたら再び公開するというけど、こと温泉に関しては本施設よりも仮設の方がお湯の使い方がいいってことが多いと聞くから、仮設のうちに入っておくことを強くお勧めしたい。(2003年9月)

追記 2003年11月から本施設の建設に入るそうだか、完成時期の見通しなどは不明。できるだけ早く、あの泡まみれ攻撃を受けたいものだけど…。

脱衣所方向を望む
一番奥の大きな樽から脱衣所方向をみたところ。左側にあるのは水風呂
陽イオン mg/kg mval%   陰イオン mg/kg mval%   非解離成分 メタケイ酸 48.4mg
ナトリウム 1580 91.97   フッ素 0.5 0.04     メタホウ酸 8.1mg
カリウム 19.9 0.68   塩素 2343 87.33        
マグネシウム 22.9 2.52   硫酸 3.6 0.09   溶存ガス 遊離二酸化炭素 13.2mg
カルシウム 71.6 4.78   炭酸水素 576.6 12.49        
アルミニウム 0.3 0.04   炭酸 1.2 0.05        
鉄(II) 0.4 0.01                
マンガン 0.1 0.00                
合計 1695       2925       成分総計 4.690g
(平成11年7月27日)

らくだジャーナルTOP埼玉県の温泉目次>清河寺温泉「いずみの湯」