らくだジャーナルTOP埼玉県の温泉目次>神流川温泉「湯郷白寿」
    

●神流川温泉「湯郷白寿」(旧称=白寿の湯)
    
     

【泉質】ナトリウム−塩化物強塩温泉(高張性中性低温泉)

【泉温】25.4度(気温9度)  【pH】6.7  【湧出量】毎分130リットル   

【住所】埼玉県児玉郡神川町渡瀬337−1 電話0274−52−5585 高崎線本庄駅か八高線丹荘駅からバス。詳しい行き方は末尾参照

【浴槽】内湯と露天各1

【営業時間と定休日】10時から23時(入館は22時まで)。年中無休

【入浴料】600円700円  

 電車・バス派にはちょっと不便なところ。平日の昼間だというのに、駐車場にはずらりと車が並んでいて人気の高さを物語っている。入って左側のゲタ箱に靴をいれ、受付で鍵をわたして入浴料を支払う。脱衣所と浴室は2階。脱衣所には100円の有料ロッカー(コインは戻ってこない)が少しあるけど、基本はプラスチックの深めのカゴだ。

 浴室に入るとすぐに洗い場がある。1人分のスペースずつ壁で仕切りられているので落ち着く感じだ。備品は完備。洗い場を左に曲がると大浴槽がある。ふと気が付くと、大浴槽の手前2、3メートルぐらいの床は赤茶色の析出物で覆われ、原型をとどめない状態になっている。まるで九州の温泉に来たようだ。歩くと足の裏が痛いぐらい。浴槽の縁全面からオーバーフローした湯が波模様になった床をつたわっていくのが美しい。

露天の右側の端
 露天はというと、L字型で結構広い。左側の上部に湯口があるほか、黒いパイプが何ヵ所か浴槽の中に通っていて、加熱源泉を投入しているようだ。こちらは浴槽の縁がただれ模様になっていてウットリ。床はあふれた湯でヒタヒタになっている。冬場はちょっと厳しいけど、暖かい時期にここでトドるとさぞかし気持ちがいいだろう。回りは目隠しできっちりガードされているものの、上の方には里山もみえていい感じだ。浴槽の一部には屋根があるので雨が降っても大丈夫。常連さんは「きょうは内湯がぬるいので、露天の方が込んでいる」と言っていた。
露天の縁は見事なただれ模様になっている
 湯口から投入されている湯は強い金気臭あり。薄茶色く濁った湯の透明度は30センチ強ぐらい。内湯の方が透明度が高いように感じた。入ると最初はつるすべ感があったが、そのうちに肌に引っかかり、すべすべした感じがなくなったような気がした。

 1階には休憩室と食堂スペースがあり、にぎわっていた。受付右側の展示スペースには白寿の湯の紹介記事が貼ってあるほか、析出物がこびりついたパイプ内の様子が展示されている。ここは埼玉では一級の温泉だと思う。

浴室の床。歩くと足の裏が痛いほどだ
 ここで特筆すべきなのは介助制度。お年寄りや体の不自由な人への介助を無料で提供していて、着脱衣、浴場への付き添い、洗髪や体洗い、監視保護などを実施していると張り紙があった。実際、浴室で体を洗ってあげているエプロン姿の女性を見た。こんなサービスを実施しているところはほかにみたことがない。(2004年1月)【追記】介助サービスは現在、都合により停止中だそう。営業時間も変わった。(2004年7月記)
(左)はグレーの部分が塩ビのパイプ。茶色の部分はパイプ内につまった析出物。(右)は湯の花とその沈殿物。

高崎線・本庄駅、八高線・丹荘駅からのアクセス:
 本庄駅の南口から鬼石町役場行きの朝日バスに乗って30分強の「下渡瀬」で下車(運賃580円)。そのまま進行方向に10メートルも進めば白寿の湯の駐車場が左手にある。丹荘駅からの場合は駅舎を出て左に百数十メートル進んだ角を右に曲がったところにバス停がある。丹荘駅入口から下渡瀬までは330円。共通バスカードが使える。バスの本数は日中1時間に1本あるかないかといったところなので注意。バスの時刻は朝日バス本庄営業所(電話0495−21−7703)で確認を。 地図(別ウインドウで開きます) 

陽イオン mg/kg   陰イオン mg/kg   非解離成分 メタケイ酸  18.4mg
ナトリウム 11140   フッ素 1.7     メタホウ酸 975.4mg
カリウム 1024   塩素 14580        
マグネシウム 151.6   臭素 24.5   溶存ガス成分 遊離二酸化炭素 629.3mg
カルシウム 311.9   ヨウ素 5.7     遊離硫化水素 <0.1mg
アルミニウム <0.05   硫酸 1584        
鉄(II) 11.6   炭酸水素 5870        
マンガン 0.2   炭酸 <0.1        
合計 12640     22070   成分総計   36.33g

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