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●般若寺温泉
     
     

【泉質】アルカリ性単純温泉=口頭で確認

【泉温】 【湧出量】 【pH】不明(掲示なし) 

【住所】岡山県奥津町奥津川西20 電話0868−52−0602 津山駅からバスで奥津温泉方面に向かい、大釣橋中銀寮前バス停下車、徒歩数分。

【温泉利用状況】完全掛け流し=口頭で確認

【浴槽】内湯、露天

【営業時間と休業日10時から15時(要予約で1時間交代制)    【入浴料】1000円  

 奥津温泉から数キロ手前、大釣橋中銀寮前のバス停から少し戻ったところに入り口がある。川に向かって坂道を降りていくと萱葺きの民家風母屋があり、犬3匹が猛烈な勢いでほえ始めた。歓迎されている雰囲気皆無。全然温泉旅館らしくない。犬の鳴き声を聞きつけて女将さんが出てきたので、日帰り入浴を予約したものだと告げ、湯小屋に案内してもらう。
左手にあるのが小ぶりの浴槽

 奥津川の「鮎返しの滝」はちょうど目の前。少し緑がかった川は雪解け水が激しい勢いで流れていて爽快。湯小屋の外にはかわいらしい露天風呂もあるのだが、4月中旬からの利用ということで、私が行ったときはカラッポだった。ちょっと来るのが早すぎたようで残念。

 湯小屋は脱衣所、浴室とも左手の壁は川岸の天然の大岩を使っている。浴室奥も巨大な岩壁だ。浴室は脱衣所から階段を数段降りたところにある。浴槽は定員2、3人といったところの小さなものだ。肌への当たりが柔らかいぬるめの湯は、白い湯の花が舞っている。源泉は浴槽の2カ所から塩ビのパイプで注がれている。
窓から差し込む日差しが美しい

 ふと気がつくと、脱衣所へと続く階段のあちこちからお湯が吹き出している。さわると生暖かいからこれも温泉だ。あとで訪ねたら3本ある源泉のうち、一番熱いのを露天、中ぐらいのを内湯に使い、ぬるいのは浴室に流しているとのことだった。

 高い天井と威圧感のある岩壁、やさしい湯、窓から差し込む春の日差しと、何拍子もそろったところで、しばし時間を忘れてまったりと湯につかっていると、ついウトウトしそうになった。また犬に唸られたり吠えられたりしながら、バス通りに戻った。露天につかれたらさぞかし極楽気分を味わえるのだろうな。

 湯小屋はひとつなので、実質的に貸切風呂。シャワー付きのカランあり。備品完備。脱衣所は簡素で脱衣カゴがあるのみ。(2006年3月)

露天風呂は空っぽだった

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