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●由布院温泉「庄屋の館」  
       
       
【源泉名】旅館 庄屋の館  【泉質】ナトリウム−塩化物・硫酸塩泉  

【泉温】92.1度(使用位置45.8度) 【湧出量】不明 (掘削自噴)

【住所】大分県由布市湯布院町川上444−3 電話0977−85−3105 由布院駅から歩くと30分あまり。上り坂なので歩くのはあまりお勧めしない。(地図

【温泉利用状況】加水なし、加温なし、循環ろ過なし、消毒なし 

【日帰り入浴の営業時間】10時から15時半

青い湯が本当にキレイ

【浴槽】露天風呂(宿泊者は各宿泊棟にも風呂がある)  

【料金】700円(貸切風呂の料金は未確認) 

【公式サイト】http://www2.ocn.ne.jp/~syouya/

 テレビや雑誌で紹介されることも多い人気宿。広い敷地内に20棟もの建物が散在しているため、最初に「庄屋の館」の看板を目にしてから、なかなか本館にたどり着かない。矢印にしたがってようやく本館にたどり着き、入浴料を支払って入浴券をもらう。各棟に浴室があるそうだが、日帰りで入浴できるのは大露天風呂と3カ所ある中露天風呂(貸切風呂)だ。

屋根のない辺りからは由布岳がみえる

 源泉は本館のすぐ脇で湧いている。地下700メートルから湧いているそうで、湯煙がもくもくと上がっている。町中から高台の湯煙が何本か見えたが、ここのはそのうちの1本だと思う。 

 入浴券はあるものの係の人がいるわけではなく、大露天風呂手前のカゴの中に入れる。脱衣所は風呂側に大きな窓があり、大きな露天風呂の姿が脱衣所に入ると同時に目に入る。ん、でも「大露天風呂」という名前から想像していたほどには大きくないかな。男湯の方が大きいのだろうか。青いお湯が何とも美しい。

 露天風呂ながらちゃんと洗い場もある。花柄の洗面器と椅子を初めて見た。体をあらってイザ露天風呂へ。浴槽内に見えない石があるので注意を促す掲示がある。かなりヌメリのあるお湯だ。同じような色の温泉の中では浴感がはっきりしているように感じる。真ん中くらいまでは屋根があり、屋根のない部分まで進むとお湯の色に日差しが反射してまばゆいことったらない。

源泉はこの地下から湧いている

 左手の奥に湯口があるのだが、熱くて近づけそうにないので、あまり近くによらなかった。湯口手前の大きな岩は析出物がこってりと白くこびりついている。浴槽の中ほどまで進んで何気なく空を見上げると由布岳が見えた。露天風呂に入ったときには『な〜んだ、山は見えないのか』とちょっとガッカリしていた分、なんだか得した気分だ。

 分析書は2種類掲示されていて、それぞれ源泉名が「庄屋の館」「庄屋の館クラブ」と異なっているので2本の源泉を混合して使っているのかと思ったが、帰りがけに尋ねて見たところ新しい源泉1種類を使っているとのことだった。テーブルと長いすが並んだお休み処を覗いたら、足湯になっている。敷地内に飲泉所もある。(2008年1月)

花柄の洗面器と椅子がある(左)。敷地内には飲泉所も(中)。お休み処はテーブル下が足湯になっている(右)

   

陽イオン mg/kg mval%   陰イオン mg/kg mval%   非解離成分 メタ亜ヒ酸    0.1mg
リチウム 1.9 1.42   フッ素 1.3 0.37     メタケイ酸  510.3mg
ナトリウム 400.0 91.53   塩素 343.0 51.44     メタホウ酸 19.2mg
カリウム 32.3 4.37   硫酸 228.0 25.24        
アンモニウム 1.0 0.26   リン酸一水素 0.1 0.00   溶存ガス成分 遊離二酸化炭素 1.5mg
マグネシウム 0.6 0.26   炭酸水素 202.6 17.64        
カルシウム 7.7 2.05   炭酸 30.0 5.31     成分総計 1.780g
鉄(U) 0.1 0.05          
亜鉛 0.2 0.05
合計 443.8       805.0      
(平成12年5月24日)

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