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●由布院温泉「加勢の湯(西石松共同温泉)」  
       
       
【源泉名】石松温泉

【泉質】単純温泉  【泉温】77.5度

【住所】大分県由布市湯布院町石松以下不詳 電話なし 由布院駅から右手に進み、国道11号に突き当たったら右折、道の左側の石松バス停のすぐ近くにある。徒歩20分強

【温泉利用状況】掲示なし (かけ流しで必要に応じて加水としか考えられない) 

【営業時間】掲示によると7時から22時半(ただし8時半に行ったらお湯を張り始めたばかりで浴槽の下10センチ程度しかお湯が入っていなかった)

浴槽周りには新しそうなスノコがある

【浴槽】内湯  【料金】100円 

 石松の三叉路を湯平方面の矢印に従って右折してすぐにある。国道脇にあるとは思えない鄙びた外観の共同浴場だ。由布院についてまずここに向かった。というのも、各種サイトをみると午前中入浴できるのは7時から10時までと書いてあるのが多かったから。霧の中を歩いてたどり着いたのは午前8時半すぎ。

 こんなジモ専風外観にもかかわらず、比較的新しい紙に「一般の方、観光客の方どなたでも1人(大人から子どもまで)100円で入浴できます」と書いてあるのが嬉しい。女湯も男湯もドアが開けたままになっていたので、お金を入れる前に中をのぞくと、お湯を溜め始めたばかりらしく、浴槽の底10センチほどしかお湯がない。あとで出直すことにした。

 乙丸温泉館と荒木共同浴場を先に回って再び戻る。100円を料金箱に入れてドアを開けると、コンクリートの浴槽には無色透明の湯が縁までいっぱいになっている。男湯との境の壁際には浴槽下部に3つ穴があいていて(つまり男湯の浴槽とはつながっていて)、男湯に差し込む日差しがその穴を伝わって入ってきてまばゆい。

料金箱の上に古い分析書が掲示されていた

 浴槽周りには新し目のスノコが置いてあり、浴室内はきれいに整理整頓されている。奥の壁には神棚もある。感謝しながらかけ湯をして…と思ったら湯がめちゃくちゃ熱い。実測53度。これじゃ入れない(涙)。温度を確かめてから服を脱ぐべきだった…。見ると壁にはこんな掲示があった。「節水・節湯にご協力を お湯は75度あります。バルブを開けすぎないように少しずつ出してください。あまり水でうめない方が源泉の状態で入浴できます。地獄風呂にすると水でうめるのに30分くらいかかりますのでご協力ください。加勢の湯管理者」。

 要するに源泉温度が高いのだ。そんなこと言われても最初からプチ地獄風呂だよ、こりゃ。仕方ないので部分的に加水、46度になったのを確認してそろりそろりと入った。浴槽からザバッと湯があふれるのが申し訳なくて「ごめんなさ〜い」と相手もいないのにつぶやく。53度のお湯に入るのは不可能だから、ま、しょうがない。お湯自体はおとなしくて自己主張もない。浴舎の雰囲気を楽しむところ。すぐ外の国道を走り去る車の音が妙にミスマッチだ。荒木共同浴場と並び、こんなジモ専風のところを公開してくれている関係者にはただただ感謝(それも、観光客も入れることをわざわざ掲示してくれているし)。(2008年1月)


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