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●由布院温泉「荒木共同浴場(荒木共同温泉)」  
       
       
【源泉名】 【泉質】 【泉温】など掲示なく不明

【住所】大分県由布市湯布院町荒木以下不詳 電話なし 由布院駅の北西、久大本線の線路沿いにある。駅から徒歩15分強

【温泉利用状況】不明  

【営業時間】不明  【浴槽】内湯  【料金】100円 

 久大本線の線路沿いに歩いていくと、線路の向こう側に神々しい姿が見えてくる。屋根に湯気抜きがあるから共同浴場マニアなら見逃すはずはない。線路には踏み切りはないから勝手に渡る必要がある。JR九州の名前で「線路内立ち入り禁止」と言う看板が立っている一方で、道路から線路へと下りる階段はちゃんと整備されているのが矛盾していて苦笑い。左右をよくみて渡りましょう。

 近づいていくと、湯小屋の左手でお湯がジャカスカ湧いて湯気が上がっている。お〜いい感じ。これが源泉らしい(あとで温度を計ったら53.1度あった)。嬉しくなって入り口に向かう。「他部落の皆様 入湯料1人100円を入れてください 荒木区長」という張り紙の下にお金を入れるところがあるので100円玉を投入。女湯のドアを開けるとひっそりと静まり返っている。温泉マークの赤い足拭きマットが可愛らしい。

 中は浴室と脱衣所が一体型になっている。無色透明のお湯はコンクリートの浴槽からヒタヒタとあふれている。浴室はきれいに掃除されていて、椅子や洗面器は整然と棚に並んでいた。お湯はおとなしそうな顔をしていて45度ほどあり熱い。それでも体を滑り込ませたときにざあっとあふれるのが何ともいえずいい気分だ。

 ふと別府の市の原温泉を思い出した。こちらのほうがモダン?で明るい感じなのだが、同じく1人で静寂の中浸かったせいか、どこか似ているような感じがする。なんだかとても懐かしい気持ちにさせるところだった。こんな素敵なところを外来者にも開放してくれている関係者の皆さんに感謝したい。できれば列車が通り過ぎる時間に入浴したかったな。(2008年1月)

料金箱のすぐ隣は女湯のドア(左)。湯小屋の左手前に湧く源泉(中)。線路脇のロケーション(右)

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