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一部温泉ファンの間で高く評価されている私営の入浴施設。予想通り外見は超地味。知らなかったらそのまま通りすぎてしまいそうなところだ。入っていったら入り口には誰もいないので、100円玉を入り口に置いた。その後地元のおばさんがやってきて「お金を持って行っちゃう人もいるからあとで払ったほうがいい」と言われ従う。おばさんは「えっ! 東京から来たの!?」と結構驚いていた。
さて浴室は、析出物で床がデコボコになっている。桶やイスも析出物がこびりついて茶色く変色。予想通り素敵にシブイところだ。ちょっと深めの浴槽にはパイプからガボガボと源泉が豪快に注がれる。長湯で入ったなかで一番湯温が高かったような気がする。(一緒になったおばさんは「きょうはいつもよりちょっと熱いな」と言っていた)。体にドスンと効く湯だった。そのうち入り口のおばちゃんが帰ってきたようで、ナツメロ演歌が大きな音で流れ出した。このナツメロ演歌が全体の雰囲気にぴったりと合っていい雰囲気をかもし出している。もしかして演出? ロッカーや備品はない。(2002年12月)
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