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●関温泉「中村屋旅館」
     
     
関温泉「中村屋旅館」【源泉名】関温泉 

【泉質】ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉

【泉温】48.4度(気温23.4度) 【湧出量】毎分570リットル 【pH】6

【住所】新潟県妙高市関温泉 電話0255−82−2308

【浴槽】混浴野天風呂(4月下旬から11月下旬)、男女別内湯

【温泉利用状況】加水なし、加温なし、かけ流し、消毒なし  【日帰り入浴の営業時間】未確認    【入浴料】500円

【公式サイト】http://members.ld.infoseek.co.jp/r_nakamuraya/

野天風呂「薬師の湯」
アブさえいなければ…

 関温泉は11軒の宿すべて源泉を非加熱・非加水のかけ流しで利用する「源泉かけ流し宣言」をしている。使っている源泉はどこも同じようだ。燕温泉から関山駅に戻るバスを途中下車して何となく選んだのが一番奥の左手にあるこの中村屋。地味な外観に何か心惹かれるものがあった。結果は「当たり」だった。

 外観からは予想していなかったのだが、中庭を進んだ林の中に混浴の野天風呂があった。混浴といっても、中庭に面した廊下から宿のサンダルを履いて出るので、先客がいるかどうかはサンダルの有無で分かる。要するに事実上の貸し切り状態で楽しめるってわけ。木々に囲まれた露天風呂は展望は開けていないものの、森林浴気分で気持ち良い。茶色っぽい濁り湯と木々の緑のコントラストも美しい。脱衣所といえるようなものはない。ヨシズの影にビーチパラソルとベンチがあり、そこにプラスチック製の脱衣カゴがいくつか置いてある。

内湯
同じ源泉でも野天風呂とは全く色が違う

 お湯は熱い。湯口で47度近く、浴槽内で44.3度ある。ケロリン桶で何回も掛け湯をしてざんぶりと肩まで入る(あまり念入りにチェックしなかったけれど、加水用のカランはなかったと思う)。林の中での入浴は燕温泉の露天風呂とはまた違った気持ちよさがある。ただ、アブのしつこさには参った(ここで足を2カ所刺され、あとでそれぞれ直径2センチくらいの梅干のように赤くはれ上がってしまった)。

 次いで内湯に。こちらは窓の外外が開けていて明るい。ほぼ正方形の浴槽には緑色がかった灰色の湯がたまっている。浴槽の縁や周りの床は派手な赤茶色に染まっている。お湯はこちらのほうがややぬるめ。キシキシ感のある湯は、微妙な塩味と微妙な金属味のはっきりしない味わいで、はっきりいってマズ系。この浴室がどこかなごめる造りで、すっかり長湯をしてしまった。

 帰り際に声をかけたら、奥から大女将らしき女性が出てきて、「どちらからいらしたんですか?」などといろいろと声をかけて丁寧に見送ってくれた。家庭的でとても感じの良い宿だった。失礼ながら公式サイトは広告ベタベタの素人っぽい造りで、行く前にこれを見ていたらたぶん立ち寄らなかったと思う。(2008年8月)

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野天風呂入り口(左)と脱衣所スペース(中)。内湯の床は赤茶色に染まっている(右)

  

陽イオン mg/kg mval%    陰イオン mg/kg mval%    非解離成分 メタケイ酸 240mg
リチウム 1.3 0.6   塩素 780 72.2     メタホウ酸 31mg
ナトリウム 510 69.3   臭素 2.0 0.08        
カリウム 31 2.5   ヨウ素 1.4 0.04        
アンモニウム 5.0 0.9   硝酸 0.15 0.008   溶存ガス成分 遊離二酸化炭素 330mg
マグネシウム 36 9.3   硫酸 4.0 0.3        
カルシウム 110 17.2   リン酸水素 0.02 0.001        
ストロンチウム 1.3 0.1   炭酸水素 510 27.4        
バリウム 0.4 0.02                
アルミニウム 0.03 0.01                
マンガン 0.04 0.0                
鉄(U) 1.4 0.2             成分総計 2595mg
鉄(V) 0.4 0.1             蒸発残留物 2000mg
合計 696.8     合計 1297.6      
(平成17年6月29日)

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