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【源泉名】入之波温泉中村源泉 【泉質】ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉
【泉温】39.6度(気温23.5度) 【湧出量】毎時2万7000リットル 自噴 【pH】6.6
【住所】奈良県吉野郡川上村入之波391 電話07465−4−0262 近鉄大和上市駅から奈良交通の「湯盛温泉杉の湯」行きのバスに乗って終点で「入之波温泉」行きに乗り換え終点下車。(地図)「湯盛温泉杉の湯」からのバスは2006年9月末で運行停止になった。
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【温泉利用状況】加水なし、加温あり、かけ流し、消毒なし=フロントに掲示
【浴槽】内湯&露天
【日帰り入浴の営業時間と休業日】10時から17時(最終受付16時半) 水曜定休 【入浴料】600円
【公式サイト】 http://www.yamabatoyu.yoshino.jp/
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秘湯というには有名すぎるかもしれない。バスは1日2本しかない山奥にあり、私が利用した朝方のバスは朝刊の配達を兼ねていた。入之波は民宿2軒、旅館2軒を含めて10数軒ほどしかない小さな集落。山場湯はその中でも一番奥にある。バス停からブラブラ歩いて5分くらいかな。自動車道から階段を降りたところに入り口がある。要するに狭い傾斜地にへばりついて建っているような感じだ。 |
| 露天風呂ははヒノキでできている |
雑誌「自遊人」の無料入浴パスポートを出して無料入浴をお願いしたら、女将さんらしき女性は一切無言のままスタンプを押してくれた。あまり歓迎はされていないようだ。ちょっとビビる(でも帰るときには、私が車で来ていないのを心配してくれたので、いい人だと思う)。
| 受付から階段を降りたところに休憩スペースとトイレがあり、脱衣所・浴室はさらに階段を降りたところ。ちょうど一緒になった老夫婦は、階段を降りるのに相当苦労していた。エレベーターなんていうものはないので、足腰の弱い高齢者にはちょっとしんどいかもしれない。脱衣所にはロッカーはないので、外にある貴重品ロッカーを使う。 |
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| 露天風呂からあふれた湯は無造作に下に捨てられ、黄土色の小山になっている |
「名湯」として全国的に有名な割には、脱衣所も浴室も予想よりも狭い。浴室の大部分は浴槽が占めていて、洗い場は3人分(4人分だったかな?)のみ。浴槽奥の壁の上、男湯から引いている金属製のパイプからかなりの勢いで源泉が投入されている。木製の壁は、源泉がかかるところだけ、析出物がこびりついて盛り上がっている。杉の丸太で作られているという浴槽は杉の面影もなく、縁は析出物が見事な縮れ模様を描いている。
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黄土色に濁った湯は、湯面に白いカスのようなものが浮いている。カルシウム成分との説明が掲示してあった。透明度は数十センチ。浴感はすべキシというのかな。最初スベスベして、あとでちょっと肌にひっかかるような感じ。浴槽は結構深い。真夏だからか非加熱だというのに予想よりも熱く感じた。炭酸、金属、エグみを感じる湯だ。 |
| 写真では分からないけど、源泉が当たる壁には三角状の盛り上がりがある(左)。内湯から排出される露天の湯口(右) |
壁に穴が開いていて、内湯からあふれた湯を露天に流している。露天は4、5人用と内湯に比べて小ぶり。こちらはケヤキの丸太で作られているのだが、ケヤキの木肌は注意して探さないと分からない。湖と入之波大橋が見えて景色はなかなか良い。露天からあふれた湯はそのまま外に捨てていて、乗り出して下を見たら黄土色の塚ができていた。青森の古遠部温泉と似た感じだ。
| タダ風呂をいただくだけじゃ悪いと思い、受付脇の食堂で山菜釜めし(1200円)を頼む。注文してから炊くのかと思ったのだが、割とすぐに出てきた。どうも1人前の小釜で炊いたのではなく、大きな釜で炊いたものを取り分けたような感じだった。味はまぁまぁ。ここは鍋料理が名物らしい。建物の外観の写真は帰りに撮ろうと思っていたら、帰り際に玄関で一緒になった人の車に乗せてもらちゃったので、撮り忘れてしまった。 |
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| 露天風呂の縁(左)、どうみてもこの小釜で炊いたとは思えないふっくら盛り付けの釜めし(右) |
食堂脇に貼ってある温泉利用状況には「加温の有無 有(入浴に適した温度に保つため)となっているが、直接確認したところ、加温しているのは気温の低いときのみで、少なくとも私の行った8月は加温していなかった。(2006年8月)
| 陽イオン |
mg/kg |
mval% |
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陰イオン |
mg/kg |
mval% |
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非解離成分 |
メタホウ酸 |
14.8mg |
| ナトリウム |
685.0 |
53.08 |
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フッ素 |
1.2 |
0.11 |
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メタケイ酸 |
153.2mg |
| カリウム |
93.5 |
4.26 |
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塩素 |
771.0 |
40.16 |
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| マグネシウム |
42.0 |
6.15 |
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臭素 |
2.5 |
0.06 |
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| カルシウム |
388.0 |
34.50 |
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炭酸水素 |
1972 |
59.68 |
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| 鉄(U) |
7.25 |
0.46 |
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硝酸 |
0.01 |
- |
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| マンガン |
0.36 |
0.02 |
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溶存ガス成分 |
遊離二酸化炭素 |
768.3mg |
| リチウム |
4.60 |
1.18 |
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| ストロンチウム |
2.60 |
0.09 |
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| バリウム |
1.0 |
0.02 |
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| アンモニウム |
0.3 |
0.02 |
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成分総計 |
4.907g |
| アルミニウム |
1.2 |
0.23 |
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| 合計 |
1225 |
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合計 |
2746 |
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蒸発残留物 |
3.02g |
| (昭和63年5月19日) |
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