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●子安温泉
   
   
子安温泉外観
子安温泉の外観
黄色っぽい湯がなみなみとあふれている
非加熱源泉は隅っこの三角槽にある
湯口の上にはひしゃく
非加熱源泉のかけ湯は無色透明
【源泉名】子安温泉

【泉質】ナトリウム・カルシウム−塩化物泉

【泉温】35.4度(気温22度) 

【湧出量】毎分82.2リットル 

【pH】6.5  

【住所】長野県上高井郡高山村大字牧783番地 

【電話】026−242−2219 

【アクセス】須坂から牧経由山田温泉行きのバスで「牧車庫」が最寄バス停。ただし本数は少ない。(私は車で行ったので詳細は未確認)

【浴槽】内湯    

【温泉利用状況】加水なし、加温あり、かけ流し(貯湯槽を利用)、消毒なし

【営業時間】10時から20時 火曜・金曜定休   

【入浴料】500円 

 県道から少し入ったところにあるので、道の脇にある小さめの看板を注意してみていないと通り過ぎてしまいそう(私たちも危うく通り過ぎるところだった)。装飾の類を一切省いた山小屋風の建物で、真ん中に券売機と受付があり、入り口は男女別々になっている。コインロッカーは建物の外、女湯側(向かって左手)にある。

 中も極めてシンプル。廊下はなく即脱衣所だ。ガラスの引き戸を開けて浴場に入ると、金気臭が鼻をついた。お湯はコッテリと黄色っぽく濁っている。木造りの浴室といい、数カ月前に訪問した渋温泉の大湯を思い出した。

 丸太状の湯口にはアルマイトの柄杓が置いてあるので味わってみる。案の定、金属風味はほとんど感じず、塩辛さと炭酸味とわずかな苦味が舌に残る。キシキシ感は強く、上がってもベタつきが残るのかと思いきや、あとは割とサッパリしている。浴室の隅にある三角のかけ湯槽は無色透明のぬる湯で、あとでうかがったところ、こちらが非加熱の源泉だそう。加熱浴槽は湯が酸化して透明度数センチの濁り湯になっているということらしい。小さくても非加熱源泉の浴槽があればいいのに…。

 露天風呂やカラン、シャワー、石鹸などの備品といったものが一切備わっていないし、お湯は良質だしで、なんだか湯治宿にでもいるかのような気がしてくる。逆に言えば、日帰り温泉としては500円の入浴料はちょっと高いように感じた。源泉を加熱利用していることを考えれば、燃料高等のこのご時勢ではしょうがないのかな。受付には熱い麦茶が準備されていて、上がると受付の人がふるまってくれる。気取りのない「ふだん着の温泉」が好きな人にお勧め。(2008年7月)

 

陽イオン mg/kg mval%    陰イオン mg/kg mval%    非解離成分 メタケイ酸 69.8mg
リチウム 10.5 1.05   フッ素 0.7 0.03     メタホウ酸 224.9mg
ナトリウム 1945 59.01   塩素 4594 90.80     メタ亜ヒ酸 5.4mg
カリウム 165.2 2.95   臭素 24.9 0.22  
アンモニウム 0.04 0.00   ヨウ素 7.0 0.04  
マグネシウム 27.3 1.57   硝酸 0.1 0.00   溶存ガス成分 遊離二酸化炭素 170.6mg
カルシウム 1002 34.88   硫化水素 0.07 0.00    
ストロンチウム 7.0 0.11 硫酸 409.3 5.97
バリウム 0.1 0.00 リン酸二水素 0.6 0.00 成分総計 8938mg
マンガン 3.2 0.08 炭酸水素 256.3 2.94 蒸発残留物 8825mg
鉄(U) 14.0 0.35
合計 3174 5293
(平成16年7月1日)


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