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●浅間温泉「倉下の湯」
     
     
浅間温泉「倉下の湯」外観【源泉名】浅間温泉混合線(山田源泉、2号源泉、4号源泉、大下源泉の混合線)

【泉質】アルカリ性単純温泉

【泉温】49.7度 【湧出量】毎分815リットル   【pH】8.9  

【住所】長野県松本市浅間温泉3−28−15 電話0263−46−1402 松本駅近くのバスターミナルから浅間温泉行きのバスで終点車、「地元屋」と「みやま荘」の間にある。(地図)。

【浴槽】内湯

【温泉利用状況】加水なし、加温なし、殺菌消毒なし、かけ流し

【営業時間と休業日】7時半から20時  月1回不定休   【料金】200円

 どうみても普通の民家。最初は前を行き過ぎてしまった。軒下に出ている「倉の湯」の看板と玄関脇の自動販売機で共同浴場だということが分かるものの、引き戸は固く閉じられていて人の気配は皆無。もちろん「営業中」なんて札も出ていない。入っていっていいものか迷う。

 戸惑いながらも引き戸を開ける(空き巣になった気分…)と、玄関の雰囲気は普通の民家とは違い、大きな下足棚がある。やはり普通の民家と違うのだと一安心したところで、玄関ホールの奥から女性が出てきた。ためらいがちに「お風呂やっていますか?」と尋ねたところ、営業しているとのこと。ここは昔は旅館として営業していたそうで、玄関奥は帳場のようになっている。

 暗い館内を左手に進んだところにお風呂はある。狭い脱衣所は棚のみでロッカーはない。浴室にあるのは水のカランだけ。浴槽の湯を洗面器ですくって使う。湯口の下には湯花をろ過するために布製の袋が置いてあり、カス状の湯花がたまっていた。入浴客はほかにおらず、1人で独占状態(たぶん、男湯にも誰もいなかったと思う)。浴槽にざんぶりと身を沈め、豪快にあふれ出る湯を楽しんだ。

 隠れ家的なところで結構気に入った。飲泉用のカップあり。甘い石膏臭がほのかに立ち上る湯で味はほとんど感じない。地図をみると、この倉下の湯のはす向かいに「倉下の湯別館」があるのだが、廃墟状態で利用されている気配はなかった。(2007年7月)

陽イオン mg/kg mval%    陰イオン mg/kg mval%    非解離成分 メタケイ酸 38.5mg
ナトリウム 88.5 68.77   フッ素 1.4 1.25     メタホウ酸 0.8mg
カリウム 1.6 0.71   塩素 33.7 16.93        
マグネシウム 0.034 0.04   硫化水素 0.33 0.18   溶存ガス成分    --
カルシウム 34.1 30.37   硫酸 197.5 73.26  
ストロンチウム 0.2 0.09   炭酸水素 22.6 6.690     成分総計 422.3mg
アルミニウム 0.01 0.02   炭酸 3.0 1.78        
合計 124.4     合計 258.5      
(平成13年3月16日)

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