|
【泉質】ナトリウム・カルシウム・マグネシウム−炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉
【泉温】47.0度(気温4.0度) 【湧出量】掲示なし 動力揚湯 pH7.15
【住所】宮崎県えびの市内竪牧1575 電話0984−37−0088 吉都線の京町温泉駅から3キロ、タクシーで片道640円
【浴槽】内湯
|
 |
【営業時間と定休日】9時から21時 無休 【入浴料】300円
 |
城山温泉は市街地から離れた農地の一角にあり、住宅に隣接して個人の敷地内に湯小屋がある。駅から公共交通機関で行くことはできず、歩いて往復する時間もなかったので、京町温泉駅からタクシーを呼んだ。えびのタクシー(0120−33−0154)に電話したところ、迎えに行くまで10分ほどかかるとのこと。京町温泉にいられるのは全部で1時間ほどなので、タクシーを待つ時間が待ち遠しかった。タクシーに乗ってしまえば5分で着く。タクシーで乗り付ける客はそれほどいないのか、運転手さんは初めて来た様子だった。帰りの列車の時間を告げ、迎えに来てもらう予約をする。
|
| 奥に湯口があるので、2つに区切られたうちの奥の部分が熱めになっている |
外観はあくまでシンプル。タクシーの気配を感じて母屋からご婦人が出てきた。「九州の本物温泉2」という本の末尾についている体験入湯手形(2004年10月末まで有効)を見せるとタダになる。
|
脱衣所は扇風機と脱衣カゴと体重計があるだけで、やはりシンプル。8月末に山と渓谷社から出る「一湯入魂温泉」に紹介されるとの新しい張り紙があるけど、商売気をまったく感じないところだけになんだかミスマッチでおかしい。
浴室に通じる戸をガラガラと開けると、おぉ〜と思わず声が出た。すごいのは浴室の床。長年の析出物がたまりにたまって千枚田のようになっている。浴槽からの排湯がちょうど1ヵ所から流れ出ているので、川の両側に田んぼのジオラマが広がっているかのようだ。浴室の壁には「健康は足裏から」として浴室内での足踏みを奨励する張り紙があった。
|

|
| 浴室の床は原型をとどめていない |
浴槽は長方形で2つに区切られている。湯口は奥にあってこちらが熱め、手前はぬるめ。お湯は見ての通り茶褐色というか黄土色。100%掛け流しのとびきり新鮮な湯に体も喜び、つかっていたらなんだか体がほぐれて伸びたような気がする。結構スベスベする湯だ。飲泉用のカップがあり、飲んでみたらシュワッと金属味と酸味がした。クピクピ飲めちゃう。独占状態だったので、浴槽に入ったり、外の千枚田で足踏みしたりを繰り返した。タクシーに乗って往復した甲斐のある、素晴らしい湯だった。ここは九州の本物温泉〈2〉 という本で見つけた。(2003年8月)
| 陽イオン |
mg/kg |
mval% |
|
陰イオン |
mg/kg |
mval% |
|
非解離成分 |
メタケイ酸 |
46.7mg |
| ナトリウム |
977.0 |
51.67 |
|
フッ素 |
0.5 |
0.04 |
|
|
メタホウ酸 |
100.7mg |
| カリウム |
67.6 |
2.10 |
|
塩素 |
646.8 |
22.80 |
|
|
メタ亜ヒ酸 |
0.3mg |
| アンモニウム |
49.6 |
3.34 |
|
硫酸 |
1241 |
32.30 |
|
|
|
|
| マグネシウム |
209.8 |
20.98 |
|
炭酸水素 |
2190 |
44.86 |
|
溶存ガス成分 |
遊離二酸化炭素 |
227.7mg |
| カルシウム |
357.3 |
21.68 |
|
硫化水素 |
0.1 |
0.00 |
|
|
遊離硫化水素 |
0.1 |
| アルミニウム |
0.3 |
0.04 |
|
|
|
|
|
|
|
|
| マンガン |
0.1 |
0.00 |
|
|
|
|
|
|
|
|
| 鉄(II) |
4.4 |
0.19 |
|
|
|
|
|
|
|
|
| 合計 |
1666.1 |
|
|
合計 |
4078.4 |
|
|
|
成分総計 |
6.120g |
| (昭和57年3月24日) |
|