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●鳴子温泉「姥の湯旅館」
    
    

【泉質】(1)単純温泉、(2)含硫黄−ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉、(3)ナトリウム−カルシウム−硫酸塩・炭酸水素塩泉、(4)ナトリウム−炭酸水素塩・硫酸塩泉 はいったのは(1)と(2)

【泉温】(1)44.2  pH6.6 

【住所】宮城県大崎市鳴子温泉字河原湯65 電話0229(83)2314 鳴子温泉駅から新庄(右手)に進み、線路を渡って右手に坂を降りていくと、国道47号線に突き当たる手前左側にある。駅から徒歩7分くらい。

姥の湯旅館の外観

【浴槽】内湯男女各3、露天1、貸し切り風呂1 

【日帰り入浴の営業時間と定休日】9時から16時   【入浴料】400円 (湯めぐり手形のシールだと1枚=200円)

 鳴子では滝の湯と並ぶ最古の温泉で、源義経の子供が産湯にしたという話が伝えられている。その子の鳴き声が『鳴子』の由来という。確かに趣のある館内。まず、こけし湯(硫黄泉)に向かう。うわっ。見るからに濃厚なミルキーホワイトのお湯。先客のおばちゃんが「熱くて入れない」と苦労していた。挙句に「あんだ、若いのにどこ(さ)悪い?」って聞かれて返事に困る。純粋な湯治の人がおおいんだな。「ただの温泉好きです」と言ったら納得してくれ、上がって行った。

こけし湯

 やっぱり熱い。湯かき棒でかきまぜて、湯口から遠いところにエイヤッと入る。濃い白濁だけあって硫黄臭も濃厚。東多賀の湯に似た感じだけど、いかんせん熱過ぎるので早々に上がった。このこけし湯には分析表の掲示がない。鳴子周辺で入った温泉で分析表が掲示していなかったのはここだけ。男湯だけに掲示してあるのかもしれない。

木製の床はパウダー状の硫黄が固まって白くなっている
 次に向かったのは単純温泉。といっても、湯口や浴槽縁、床や赤茶色っぽく変色しているし金気臭もある。これで単純泉なのって、いぶかしく思う。湯疲れ(湯当たり? 湯ただれ?)なのか、首の回りに刺激を感じた。こちらは入浴客がいなくて独占。こけし湯が3人程度しか入れそうにないのに対し、こちらはもう少し広い。

 そのほか義経風呂(ナトリウム−炭酸水素塩・硫酸塩泉)もあったけど、浴室の上に宿泊者限定のようなことが書いてあったので入らなかったし見学も控えた。でも、個人のホームページをみていると、日帰り入浴でも利用できるようなことが書いてある。

単純温泉の浴室
単純温泉。お湯はすこし茶色っぽく濁っていた

 露天風呂も掃除中で入れなかった。もともと1つの露天を男女が時間交代で使っているようなので、掃除をしていなかったとしても入れたかどうか分からない。そのほかパンフレットによると貸し切り風呂もあるとのことだったけど、私は未確認。日帰り入浴で貸し切り風呂が利用できるかどうかも分からない。(2003年4月)

単純温泉の分析表

陽イオン mg/kg mval%    陰イオン mg/kg mval%    非解離成分 メタケイ酸      161.1mg
リチウム 0.1 0.10   フッ素 0.4 0.2     メタホウ酸        9.8mg
ナトリウム 141.9 60.37   塩素 49.7 13.77     メタ亜ヒ酸      <0.1mg
カリウム 14.0 3.52   硫化水素 <0.1 0      
アンモニウム 0.1 0   チオ硫酸 <0.1 0   溶存物質計 0.8961g
マグネシウム 16.2 13.01   硫酸 293.2 59.98      
カルシウム 44.3 21.62   リン酸1 0.7 0.1   溶存ガス成分 遊離二酸化炭素  65.9mg
ストロンチウム 0.2 0   炭酸水素 160.8 25.96     遊離硫化水素    <0.1mg
アルミニウム <0.1 0              
マンガン(II) 1.0 0.39              
鉄(II) 2.2 0.78              
鉄(III) 0.4 0.2           成分総計 0.962g
銅、亜鉛 <0.1 0              
合計 220.4     合計 544.8       (昭和63年12月20日)

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