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●鎌先温泉「最上屋旅館」   
     
     

【泉質】ナトリウム−塩化物・硫酸塩泉(含芒硝食塩泉) 低張性中性温泉

【泉温】36.8度  pH7.0

【住所】白石市福岡蔵本字鎌先1−35 電話0224(26)2131  鎌先温泉のバス停を下車してすぐ。

【浴槽】内湯の「三宝風呂」と「東光風呂」を男女日替わり交代で使っているらしい。源泉名は「三宝風呂」だけど、東光風呂でも同一源泉を使っている。

最上屋外観

【日帰り入浴の営業時間と定休日】未確認(私が行ったときは午前10時前だったけど、快く入れてくれた)。

【入浴料】500円   

【公式サイト】http://www.mogamiya.net/

 福島県の飯坂温泉・鯖湖湯であったおばちゃんに「鎌先なら最上屋が一番効くよ」と言われ、まっ先に訪ねた。前まで来て初めて、「あれ、先週末の日経新聞に出ていた旅館だ」と気が付く。趣のある外観にまずうっとり。昭和初期の建物だという。まだ10時前だったけど、外にいた女将さんらしき着物姿の人に「日帰り入浴したいのですが、何時からですか?」と聞いたら、「どうぞお入りください」と言ってくれた。

浴槽

 浴室のドアを開けたらすごい湯気。黄土色っぽい透明な湯が浴槽の縁からあふれている。赤茶色の細かい湯の花が舞っているばかりか、浴槽縁の段になっているところにたまっている。湯口からは湯の花混じりの透明な湯がコポコポと出ている。最初ちょっとピリピリ感があったけど、つかるとじんわりと体をもみほぐしてくれる感じ。自分の体が喜んでいるのが分かる。とってもいい湯だ。

 コップがあるので飲んでみたら、不思議な味。甘味と塩味が少しずつ混ざった出し汁のような味に金属風味がまざっていた。しばらくして、宿泊しているらしい女性客が1人やって来た。「きのうはもう一つの風呂が女湯だったけど、そっちはもっと狭かったよ」という。どうやら、男女日替わりで浴室を使っているらしい。

すごい湯気で浴槽がほとんど写らなかった。

 上がってから、女将さんに少し話を聞いた。源泉温が36.8度と低めなので少し加熱しているけど、循環・加水は一切していないという。源泉は1本。お湯だけでなく、女将さんもとても感じのいい方で、今度はぜひ泊まりで来たいな、と思わせるところだった。三宝の湯はシャワー付きのカランが3、4ヵ所、石鹸とリンスインシャンプーあり。ドライヤー、ロッカーはない。鎌先温泉では一番のお気に入り。(2003年4月)

陽イオン mg/kg mval%   陰イオン mg/kg mval%   非解離成分 メタ亜ヒ酸     1.4mg
リチウム 0.3 0.12   フッ素 3.1 0.46     メタケイ酸     71.9mg
ナトリウム 658.7 84.34   塩素 639.1 51.29     メタホウ酸     72.1mg
カリウム 31.9 2.41   硫化水素 <0.1 0      
マグネシウム 3.8 0.91   チオ硫酸 <0.1 0      
カルシウム 81.4 11.95   硫酸 568.0 33.66   溶存物質計 2.4477g
マンガン(II) 0.3 0.63   リン酸一水素 0.3 0      
鉄(II) 1.1 0.12   炭酸水素 313.0 14.59   溶存ガス成分 遊離二酸化炭素 50.5mg
鉄(III) 0.2 0.03              
アンモニウム <0.1 0              
<0.1 0           成分総計 2.298g
亜鉛 <0.1 0              
合計 778.8     合計 1523.5       (平成5年1月6日)

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