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●有馬療養温泉旅館
     
     

【泉質】単純炭酸鉄冷鉱泉

【泉温】17度(加熱)  pH6.7  

【住所】神奈川県川崎市宮前区東有馬3−5−31 電話044(877)5643 田園都市線の鷺沼駅から徒歩15分くらい。アクセスの詳細については末尾参照。

【浴槽】内湯

【営業時間と日帰り入浴の定休日】11時から20時。水曜定休

有馬療養温泉旅館の外観

【入浴料】2時間1700円  

 住宅街の中バス通りに面してある温泉旅館で、飲泉もできるという不思議なところ。受付でタオルを貸してくれる際、半透明のプラスチックの使い捨てコップに2時間後の時刻をマジックで書いてくれる。なんだか健康診断時の尿検査みたい。私のコップには150(午後1時50分まで)と書いてもらった。

ライオンの顔型の湯口

 脱衣所は狭い。4、5人もいればいっぱいになってしまいそう。先客2人が同時に上がってきたので、ちょっとしたラッシュになった。ドライヤーはない。浴室は6畳強といった大きさ。カラン(シャワー付き)は全部で8カ所あり、リンスインシャンプーとボディソープは完備。

 浴槽はライオンの顔の湯口からほんのチョロチョロと源泉が注がれている。コップにとってみると透明ながらわずかに赤く色味が感じる。口に近づけたら金属臭が鼻腔に広がった。その割りに、それほどクセのない味だ。湯には成分が固まったとみられる薄膜の破片がわずかに浮いているほか、赤茶色のモロモロというか湯の花が大量に舞っている。数センチの大きさがある湯の花も浮かんでいた。透明度は25センチぐらい。

湯口の回りは赤茶色に変色している

 あとから入ってきた常連らしきおばちゃんは「きょうは湯の量が少ないし、色も薄い!」と憤っていた。そうなんだ。成分総計431mgにしては予想よりも濃いなあという印象なのに、いつもはもっと濃いらしい。結構効きそうだ。もっと入浴料が安ければ、また来てみたいと思った。ちなみにこの日は雑誌「自遊人」の付録「にごり湯パスポート」を使って無料入浴させていただいた。1700円じゃちょっと来られない。

 それにしても、これだけ町中にある首都圏の温泉で、飲泉できるというのはありがたい。入口でわざわざコップを渡すところにも、源泉に対する経営者の誇りを感じてちょっと嬉しくなった。

浴槽
浴槽の水をくみ出さないようにとの注意書きがある

 帰りがけ、温泉を出て右側に有馬療養温泉の由来が表示されているのに気がついた。それによると最初の泉の発見は647年というから社会の授業で習った「大化の改新」からわずか2年後。日本で最古の霊泉湧出の地だそうだ。源頼朝、北条時頼も療養したとか。由緒ある温泉なんだ。1257年の大地震で泉が枯れ、時代はめぐって昭和42年に泉の源が発見されたんだそう。(2003年11月)

道案内の表示

鷺宮駅からのアクセス:
 駅を背に直進、国道246号をくぐってとにかくまっすぐ(道は左にカーブしている)行くと道の左側、不二家の隣にある。

 私は246を左折(高架になっているので手前を左折した方がいい)、マクドナルドの角を右折し道なりに坂を下りて行くと突き当たりに「有馬療養温泉左に200メートル」の看板をみて左に行ったけど、あとで地図をみたら駅から直進の方が近そう。

 バスに乗る場合は武蔵小杉駅前の5番か6番の乗り場から鷺沼行きに乗って「中有馬」で下車、あるいは鷺沼駅前の3番乗り場から小杉行きか新城行きに乗って4つ目の「中有馬」で下車。地図(別ウインドウで開きます)

マクドナルドの角を右折して直進、坂を下りていった突き当たりにこの看板がある
陽イオン mg/kg   陰イオン mg/kg   非解離成分 メタケイ酸    13mg
ナトリウム 15.10   塩素 22.27        
カルシウム 27.90   硫酸 6.584        
マグネシウム 6.950   ヒドロ炭酸 208.0   溶存ガス成分 遊離炭酸 100.0mg
第一鉄 25.81   炭酸 0.060        
アルミニウム 5.150   ヒドロケイ酸 0.013        
マンガン 0.200              
合計 81.11     236.9   成分総計   0.431g

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