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●湯の網温泉(鉱泉)「鹿の湯松屋」
  
  

【泉質】単純炭酸鉄冷鉱泉

【泉温】15度(加熱)  pH6.56  【揚湯量】毎分1.2リットル  

【住所】茨城県北茨城市関南町神岡下1435 電話0293−46−1086 JR常磐線の大津港駅から4、5キロ。私はタクシーで行き(1380円)、帰りは歩いた。

【浴槽】内湯1(男女交代制)、家族風呂(日帰り入浴で家族風呂が使えるかどうか不明)

【日帰り入浴の営業時間】8時から20時。

【料金】500円 

 大津港駅からタクシーに乗って海とは反対側に進む。人家が途切れて田んぼと里山が広がってくると、湯の網鉱泉まで1キロの看板。そこからさらに数分で目指す鹿の湯松屋に着く。呼び鈴を押すようにとのお願いがあり、あまり旅館らしくない。

 出て来た女将さんに入浴料を支払い、浴室に案内してもらう。「お茶の準備をしておきますから」と親切だ。浴室は1人でドアには「男性」「女性」という札が裏返しになってかかっている。入浴する人がどちらかを表にして入るようになっているらしい。脱衣所は2人も入ればいっぱいという狭さ。家庭の脱衣所とたいして代わらない。

 一転して浴室の引き戸を開けると、広めの浴室に4人ぐらい入れそうなポリバス。湯は茶色く濁っている。浴室は完全に建物の中にあり、外部と接していないのに、天窓から日光が差し込むのと、廊下に面した2辺に曇りガラスの窓があるのとで、かなり明るい印象。壁には鹿を描いたタイル絵がある。全体的にクラシックな感じのする内装だ。

不思議と落ち着く浴室

 お湯に入ってみると、見かけよりも透明度がある。だいたい40センチぐらい。手ですくって鼻を近づけると金気臭がある。さらっとした感じながら、よく温まる。朝方だったせいか、それまで浴槽にふたをして加熱していたようで浴室が寒々としていたのだが、浴後は真冬だというのにポカポカして、汗がひくまで時間がかかった。

 カラン(シャワー付)は2カ所。備品あり。家族風呂を日帰りで使えるかどうか未確認。応接間のような部屋にお茶とポットが用意されていたので、勝手にお茶を入れていただいた。このお茶がとてもおいしかった。(2004年12月)

浴槽前から廊下側をみるとこんな感じ
陽イオン mg/kg mval%   陰イオン mg/kg mval%   非解離成分 メタケイ酸    25.81mg
水素 0.0003 0.01   塩素 13.95 9.43     メタホウ酸 12.70mg
ナトリウム 18.50 18.64   硫酸 59.00 29.49        
カリウム 1.500 0.89   ヒドロ炭酸 155.0 61.03        
カルシウム 24.73 28.49   炭酸 0.0060 0   溶存ガス成分 遊離炭酸 4.010mg
マグネシウム 15.67 29.82   メタホウ酸 0.0300 0.02        
第一鉄 26.70 22.15   ヒドロケイ酸 0.0213 0.01        
                     
合計 87.10       228.0     成分総計   357.6mg

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