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●黄金温泉(ニセコ温泉郷) 黄金温泉
    
    
【源泉名】黄金温泉  【泉質ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉

【泉温】36.7度=分析書の値(気温21.5度) 

【湧出量】毎分80リットル(自噴)  【pH】6.8 

【住所】北海道磯谷郡蘭越町黄金258−1  電話0136−58−2654 昆布駅から道道343号を東に進み数キロ先左側 (ちょっと入ったところにあるので右側の看板を探したほうが分かりやすいかも) 地図

【浴槽】内湯(男女別)と露天(半コンヨク)

【営業時間と定休日】10時から21時 営業は5月から10月まで    

【料金】清掃協力費として400円

 温泉ガイド本にはまだ載っていないし、温泉サイトでも情報は少ないところ。興味津々で行ってみる。黄金と書いて「こがね」と読む。ちょうど経営者夫妻がお出かけ中で、受付には「この中に入浴料を置いてください」とトレーが出ていた。400円を入れて早速、湯小屋へ。中も外も手造り感があふれている。脱衣所にはポストイットとボールペンが置いてあり、入浴客がさまざまに感想などを書き込んでボードに貼っているのが楽しい。

内湯

 浴室に入るとシャワーが出しっ放しになっている。壁にもそう書いてある。おもしろいのは、シャワーが床に当たると泡が四方八方に転がるところ。浴槽は泡を消さないためか、源泉は浴槽内注入。湯面でパチパチと泡が弾けている。その割に体への泡付がほとんどないのが不思議でちょっとガッカリだ。金気臭の強い湯は、泡のせいなのか灰褐色に濁ってみえる。湯面に油膜のようなものがギラリと浮いているのはびっくりした。でも油の匂いはまったく感じなかった。
内湯は左側奥の底から源泉が注入されている

 露天は晴れていれば正面に羊蹄山が見えて絶景らしい。私たちは雨がやんだだけでもラッキーというところかな。浴槽はパイプで内湯とつながっていて、内湯から流れてきている。大雨の降ったあとでもあり、おそろしくぬるい。長湯をするのにちょうどいいぬるさで、まったりと長時間くつろがせてもらった。カワセミらしい美しい鳥(初めて見た)が近くで遊んでいた。のどかなところだ。露天は途中まで岩組みがあるけど、先端部分は男女でつながっている半コンヨク。内湯に比べると緑っぽい濁りが強く、湯に入ってしまったらそんなに気にならないと思う。コンヨクに不慣れな人でも比較的入りやすいのではないかと思う。

 内湯に戻ってから気がついたのだが、足の裏が黒くなっている、浴槽の底を指で触ったら指も黒くなってしまった。油膜が浮いていたことから、昨年秋にいった新潟・月岡温泉で油がホクロのように体にくっついたことを思い出したが、こちらの汚れ?はそれほどしつこくなく、石鹸で洗ったら問題なく落ちた。あとでちょっと調べてみたら、これは硫化鉄なのかもしれない。

露天

露天への入り口はスロープ状になっているので濁っていても大丈夫

 お湯自体は期待していたほどではなかったけど、家族的な雰囲気でのんびりとくつろげたので結構気に入った。内湯にボディシャンプーとリンスインシャンプーあり。脱衣所にロッカーはない。帰りがけに経営者夫妻が戻ってきて少し話を聞くことができた。源泉の温度が地震(十勝沖地震のこと?)の後に分析書の値よりも下がってしまったので、加熱を始めたそうだ。体への泡付きの悪さはそのためなんだろうか? こちらのご主人は蕎麦も作っている。次回来ることがあったら天気の良い日に山をみながらのんびりと湯につかり、お蕎麦をいただきたいものだ。(2004年8月)

陽イオン mg/kg mval%    陰イオン mg/kg mval%    非解離成分 メタケイ酸 155.0mg
ナトリウム 794.5 79.80   フッ素 0.1 0.02     メタホウ酸 17.3mg
カリウム 49.3 2.91   塩素 611.0 30.90     メタ亜ヒ酸 0.2mg
アンモニウム 0.3 0.05   リン酸 0.3 0.02        
マグネシウム 51.9 9.86   硫酸 531.8 25.64   溶存ガス成分 遊離二酸化炭素 206.5mg
カルシウム 63.2 7.27   炭酸水素 905.9 34.49        
マンガン 0.1 0   炭酸 0.4 0.02        
第一鉄 0.8 0.07                
第二鉄 0.3 0.05                
亜鉛 0.1 0                
合計 960.5       2050       成分総計 3.389g
(平成3年4月2日)


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