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| ●大塚温泉「金井旅館」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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【泉温】32.8度(気温4.0度) 【湧出量】測定せず(掘削自噴) 【pH】8.6 【住所】群馬県吾妻郡中之条町大字大塚803 電話0279−75−3073 JR吾妻線・中之条駅から車で7分 地図 (別ウインドウで開きます) 【浴槽】混浴内湯(加熱浴槽あり)、男女別内湯、混浴露天 【温泉利用状況】加水なし、加熱浴槽のみ加熱あり、かけ流し、消毒なし 【日帰り入浴の営業時間と定休日】起床後から20時ごろまで 【料金】300円
およそ温泉らしくない田んぼの中の一軒屋だ。近づくと申し訳程度に「金井旅館」と控えめな看板が出ている。露天風呂をチェックしにいったら、周囲に壁がなくて田んぼから丸見え。竹などの建材があたりに置いてあったことからすると、改装中なんだろうか? 気を取り直して内湯へ。脱衣所は男女別だけど、ドアを開けるとコンヨクの大浴場になっている。浴槽からあふれた湯がすさまじい勢いで床を流れている。カランもシャワーも湯は出っ放しのまま放ってある。そういうところらしい。あとでもらった名刺に毎分950リットルとあるのをみて、贅沢なお湯の使い方も納得できた。
先客は男性2人と女性1人。男性1人は浴槽の縁を枕と足置きにして気持ちよさそうに寝ている。もう1人の男性と女性はおしゃべりに夢中だ。コンヨクといっても、入りにくい雰囲気はなく安心する。右手奥にしつらえた岩場に湯口がある。ビニールシートで覆われているのはしぶき防止のためだろうか。なんだか怪しげな雰囲気だ。無色透明でぬるめの湯は何時間でも入っていられそうな感じ。特に夏場は気持ちよさそう。つまり、冬場はちょっとつらいな、これじゃ。ただし、2人も入れば満員の小さな加熱浴槽はある。 ぬる湯でまったりとする人が多いせいか、ここは浴室から直接トイレに行ける。脱衣所と反対側のドアの向こうはトイレだった。心なしかかすかなトイレ臭が漂っているような気もした。B級温泉好きにお勧めの一湯。脱衣所の外にある昭和41年の分析書では湯温は34.2度(気温7.8度)となっていたが、いただいた名詞に「現在泉温35.5度」とあったので、こちらを信じることにした。(2004年6月)
【追記】 2007年9月に再訪したところ、一番上の写真の母屋はそのままながら、写真で言うと左手に新館が建設中だった。男女別の内湯が新館内にあり、すでに利用可能。こちらも源泉槽と加熱浴槽がある。投入量は混浴の内湯に比べれば控えめ。男女別の浴室ができたことで入浴客は増えているようにも感じた。しかも入浴料据え置き。1泊3食付で5000円と聞いたけれど、これで儲かっているのだろうかと余計な心配をしてしまう。 露天も大きく新しくなっていた。男女別の内湯から出られる(敷地外からでも近づけてしまうのは従来と変わらない)。少し前までは男湯側にしか露天風呂に降りる階段はなかったそうなのだが、私が行ったときは女湯側からでも降りられるようになっていた。女性のバスタオル巻きは認められている。
日曜日の午後で混浴露天は男性が6、7人入っていたのが女湯からも見えたので『これはちょっと入れないな』と諦めていたら、露天にいた女性が内湯に戻ってきた。アトピーの治療で通い始め、完治後もたびたび来ているという。彼女に「お湯がいいから、絶対に露天風呂にも入ったほうがいい」と強く勧められ、少し大き目のタオルを持っていたので一緒に入る。暑い日だったので確かに気持ち良い。浴槽の底はなぜか石がゴロゴロしている。歩きにくい。入浴客は湯治客とジモティが多いらしく、入っtopuてみればジロジロ見られることもなくて意外と居心地は良かった。 一緒になった女性はこの温泉が肌に合ったといい、「魔法の水」と表現していた。なんせ肌を押すと膿が出るようなアトピーが何年もかけて湯治に通った結果、きれいサッパリ直ってしまったそうだ。そんな状態だったなんて聞いても信じられないほどキレイな肌の人だった。温泉への惚れ込み方は、「広く浅く」の浮気っぽい私とはまったく対照的。いろいろと興味深い話を聞くことができた。(2007年9月再訪)
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