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●湯ノ花温泉「天神湯」
   
   
【源泉名】湯ノ花温泉 清滝の湯

【泉質】弱アルカリ性単純温泉  【pH】8.2

【泉温】60.5度(気温15度) 【湧出量】毎分31.1リットル(自然湧出)  

【住所】福島県南会津郡南会津町湯ノ花  電話なし(無人施設) 会津高原尾瀬口駅から会津バスが1日3本運行(2009年6月現在)、所要40分で片道1060円

【浴槽】内湯(浴槽は大小2つある)   【一般入浴できる時間】6時から22時   

【温泉利用状況】加水なし、加温なし、かけ流し、消毒なし  【入浴料】200円(他の3カ所にも入れる共通入浴券を購入)    

窓の外の緑がまぶしい

 湯ノ花温泉のバス停のすぐ近く、湯の花大橋のたもとのちょっと低くなったところにある。すぐ脇の商店で入浴券を買う。1人200円で当日限り湯ノ花に4カ所ある共同浴場のどこでも何回でも入れ、最後に入浴券を浴場の入浴券入れに入れて帰る仕組みになっている。以前は現金で入浴ができたそうだが、2008年4月からシステムが変わった。券を買わずに入浴すると1000円のペナルティがある。必ず事前に入浴券を購入しよう。

 湯ノ花の共同浴場で「石湯」とこの「天神湯」が混浴。「石湯」に行ったら男性の先客がいたので諦めて、こちらに来てみた。誰もいなかったので入ることにする。引き戸をあけると両側に脱衣スペース、すぐ奥にコンクリート打ちっぱなしの浴場がある。脱衣スペースは両側にあるとはいえ男女別に分かれているわけでもなく、カーテン類など目隠しになるものは一切ないので、ほかの入浴客が来たらかなり焦っただろう。ここの雰囲気大好きなんだけれど、やはり混浴は落ち着かない…。

脱衣スペースはきれいに整頓されていた

 浴槽は真ん中に大きめの長方形の浴槽、右手の窓に近いところに小さめでほぼ正方形の浴槽があり、両方の浴槽は塩ビのパイプでつながっていて大浴槽から小浴槽に湯が流れている。カラン類はない。洗面器で大浴槽の湯をすくって浴びた瞬間、熱さにうめいた。洗面器を利用して湯もみを試みるが、どうも入れる熱さにならない。温度計は48.3度を指している。この暑さの中で48度以上の湯に入るのは私には難しい。かけ湯のみで諦める。

 小浴槽は1人用の大きさ。ひょっとしてこの大きさだとつかってはいけないのかもしれないと思ったのだが、禁止の張り紙はなく、しかもこっちは46.4度と若干ぬるかったので、こちらに入れてもらった。無色透明の湯がざぁっとコンクリートの床を四方八方に広がった。気分爽快だ。身も心もしゃっきりした。まろやかながら、頬を両側からペチペチと叩いたような喝入れ感のある湯。

 脱衣スペース、浴場ともにゴミひとつなく、清掃が行きとどいていて気持ちよく入浴できた。湯ノ花温泉自体、こじんまりとした温泉地なのに4カ所も共同浴場があって、いずれも外来客にも開放してくれているありがたい温泉地だ。もうひとつの混浴共同浴場「石湯」は全部で3回様子を見に行ったのだが、いつも男性が入っていたので残念ながら入浴を断念した。(2009年6月)    

陽イオン mg/kg mval% 陰イオン mg/kg mval%   非解離成分 メタケイ酸 34.9mg
リチウム 0.4 0.69 フッ素 4.3 2.52   メタホウ酸 3.6mg
ナトリウム 148.3 73.27 塩素 210.7 67.66   メタ亜ヒ酸 0.1mg
カリウム 8.9 2.65 臭素 0.8 0.11   溶存ガス成分 0mg
マグネシウム 0.1  0.12 硫酸 102.0 24.15  
カルシウム 40.2  23.15 炭酸水素 17.4 3.30   蒸発残留物 577mg
ストロンチウム 0.5  0.12 炭酸 5.7 2.14   成分総計 575.7mg
合計 196.4   合計 340.7  
(平成17年5月18日)

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