らくだジャーナルTOP福島県の温泉目次>滝沢温泉「民宿松の湯」
    

●滝沢温泉「民宿松の湯」
   
   
滝沢温泉「民宿松の湯」外観【源泉名】松の湯 

【泉質】ナトリウム−塩化物・硫酸塩泉 

【泉温】51.8度(気温30.8度)  【湧出量】毎分194リットル 【pH】7.0

【住所】住所:福島県大沼郡金山町大字滝沢字細田1455  電話0241−56−4970(地図

【浴槽】内湯

窓の外には源泉が吹きかけている

【利用可能時間】11時から19時   

【温泉利用状況】 加水あり、加温なし、かけ流し、消毒なし

【入浴料】100円以上(たつみ荘宿泊客は無料)

【公式サイト】http://www.h5.dion.ne.jp/~tobiichi/

 温泉民宿と石材屋を兼業しているようで、敷地内には石材がゴロゴロしている。それだけでもかなり変わった民宿なのだが、建物右手(東側)には温泉が噴水のように噴き上げ、その周りはちょっとした塚ができている。なんかすごいことになっていて、期待感が膨らむ。

浴槽の縁は心躍る状態になっている

 早く入りたいと気がせくのだが、玄関から大声で挨拶しても誰もいない。勝手に上がり込み、奥まで進んで声を張り上げるが反応なし。いったん外に出たら、農産物直売場みたいになっている一角にご主人がいらした。100円玉を渡して再び上がりこむ。

 女湯はちょうど窓の外に源泉の噴水がある。析出物でガラスが曇ってよく見えないとはいえ、窓ガラスに源泉が打ち付けているのが分かる。ワイルドな雰囲気が良い。

男湯の方が小ギレイな感じ

 加水ありの源泉はなお熱い。手前に水のカランがあるのだが、プッシュ式で押し続けないと湯が出ない。先客が水を出しっぱなしにしようとナイロンタオルをしばりつけた跡があった。みんな工夫しているんだな。黄色に灰色が混ざったような湯は足元が見えないほどの濁りがある。浴槽内45.6度。さびた鉄釘の匂いがする湯は塩気に炭酸、わずかな甘みが入ったダシ風味。外観からもっとマズイ湯を想像していたので肩透かしを食らった感じだ。

 最初スベスベで、あとでキシっとくる浴感はこのあたりの温泉に共通するもの。浴槽縁の析出物はいい具合に成長している。ほかに誰もいなかったので男湯も見学させてもらう。なぜか男湯のほうが浴槽が小さく、析出物も少なく、小ぎれいに見えた。(2008年5月)

浴場まで降りる階段を横からみる(左)浴室から排出された湯の析出物が外にビッシリ(右)

    

陽イオン mg/kg mval% 陰イオン mg/kg mval%   非解離成分 メタケイ酸  89.24mg
ナトリウム 3076 76.02 フッ素 1.4 0.04   メタホウ酸 28.9mg
カリウム 278.6 4.05 塩素 3637 58.36  
マグネシウム 202.9 9.45 臭素 8.9 0.06   溶存ガス成分 遊離二酸化炭素 170.7mg
カルシウム 357.7 10.17 硫酸 2077 24.58   遊離硫化水素 0.0mg
アルミニウム 0.2 0.01 炭酸水素 1821 16.96    
マンガン 2.2 0.05 ヒドロリン酸 0.6 0.00   成分総計 117605mg
第一鉄  4.6 0.09       蒸発残留物 10695mg
リチウム 1.6 0.13
ストロンチウム 1.5 0.02
亜鉛 0.5 0.01
合計 3925.8 合計 7545.9  
(平成2年9月5日)

らくだジャーナルTOP福島県の温泉目次>滝沢温泉「民宿松の湯」