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| ●いわき湯本温泉「古滝屋」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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【源泉名】常磐湯本温泉湯本温泉源泉【泉質】含硫黄−ナトリウム−塩化物・硫酸塩泉 【pH】8.1 【泉温】59.0度(気温17度) 【湧出量】毎分4750リットル(動力揚湯) 【住所】福島県いわき市常磐湯本町三函208 電話0246−43−2191 常磐線・湯本駅から徒歩10分。(地図) 【浴槽】男性大浴場2、女性大浴場1、男女別露天1、貸切風呂3 【日帰り入浴の営業時間】11時から19時 【温泉利用状況】玄関脇に「源泉かけ流し」と看板あり) 【入浴料】800円(貸切風呂は1000円) 【公式サイト】http://www.furutakiya.com/
元禄8年(1695年)創業の老舗大型旅館。玄関脇に「奥州岩城湯本温泉 ○湧出地跡」(○は読めませんでした…)と、湯本温泉発祥の地を示す石碑がある。フロントで入浴を請うと、慣れた様子で日帰り入浴客用の案内図をくれた。女性が利用できるのは9階の露天風呂「浮世風呂」と、4階の大浴場「千代の湯」だ。 まずは上階の「浮世風呂」へ。屋上に並ぶ貸切風呂の一番奥に女性用の浮世風呂がある。脱衣所は簡素なもので脱衣コーナーといった感じ。冬場は寒風が吹き込むので寒いったらない。ロッカーはなく、脱衣カゴのみ。盗難注意の張り紙があった。
お風呂はヒノキ風呂。床も木製なので濡れると滑りやすい。ちょっとヒヤリとした。それにしても、いわき湯本の温泉街を見下ろしながら入るお風呂の爽快感ときたら格別。体を沈めたとたんにザァっと音がして湯があふれる。お湯には白くて細かい湯の花が舞っている。浴槽内43度程度。体が冷え切っているので、洗面器でかけ湯したときはものすごく熱く感じたが、入っていると肌なじみもよく、風が頬に気持ちよく、ついつい長湯してしまった。 「水は低きに流れるもの、浴場はより低いところに作るべし」という普段の信条には反する風呂ながら、この露天風呂は気に入った。ここはかけ湯のための洗面器はあるものの、洗い場や石鹸類はない。設備はミニマム。浴槽周りの目隠しは自由に開閉できるようになっている。 次いで4階の大浴場「千代の湯」へ。こちらは「浮世風呂」とは対照的。というのも温泉街の真ん中の4階という場所にあるため、窓から外が見えず薄暗いのだ。不思議なことに「浮世風呂」よりも「千代の湯」のほうが込んでいる。すごく寒い日だったからだろうか。「千代の湯」は熱めとぬるめの二つの浴槽がある。計ったところ41、42度程度であまり大きな違いはなかった。浴槽縁からのオーバーフローあり。
脱衣所には「古滝屋の歴史」が時系列に掲示されている。それによると、明治元年には戊辰戦争で全焼して翌年再建されたそうだ。 気になったのは「浮世風呂」「千代の湯」ともに、加水、加温、循環ろ過、消毒の有無を示す温泉利用状況が見あたらなかったことだ。バルネオセラピスト(温泉保養士)のいる施設として広報・宣伝活動をしている施設としては意外だった。玄関の横に「源泉かけ流しの宿」と掲示されていることからして循環ろ過はしていないのだろうが、その他についても分かりやすいところに掲示していただきたい。 男性は6階と8階に大浴場がある。と書くと男性上位のようにも感じるが、女性用の千代の湯には熱めとぬるめの浴槽があるのに対し、男性用は6階の「大黒の湯」がぬるめ、8階の「福の湯」が熱めとなっている。このうち「福の湯」は、宿泊すれば深夜0時から2時は混浴になるほか、「大黒の湯」と「千代の湯」は朝5時から10時まで男女交代となる。 日帰り入浴は11時から可能だが、9階の「浮世風呂」が利用できるのは13時から、8階にある男性用大浴場の「福の湯」が利用できるのは15時からとなるので注意が必要だ。(2008年1月)
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