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【源泉名】福井文京温泉
【泉質】単純鉄(U)泉−炭酸水素塩型(低張性中性冷鉱泉)
【泉温】14.7度(気温15.0度) pH6.63 【湧出量】毎分6リットル(動力揚湯)
【浴槽】内湯
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福井市内の個人宅の庭に湧く温泉で、ご主人のご好意により入浴させていただけた。庭を12メートル掘ったところで濁った水が出て、これは温泉ではないかと成分を分析したら、1リットルあたりの総鉄イオンが25.2ミリグラムに上っていたそう。立派な療養泉(鉄鉱泉の基準は20ミリグラム以上)だ。
温泉とはいっても個人宅のお風呂なのだから、ユニットバスとまではいかなくてもタイルの床にポリバスみたいな浴室を想像していたのだが、廊下の壁には額に入った分析書が掲示してある本格的な雰囲気。
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「ここです」とドアを開けて中をのぞいてたまげた。脱衣所と浴室の間には境の壁がない一体型の造り。九州の共同浴場などでよくみかけるやつだ。しかも、床や壁はツヤのある板張りで、アメリカ風のログハウスみたいでもある(アメリカ製の木材をつかっていると聞いて納得した)。なんと浴室は全部ご主人が2カ月かけて作ったそうで、思わず「建築関係のお仕事ですか?」と聞いてしまった(違うそう)。
浴槽もデカイ。大小2つに区切られていて、両側に木製の湯口がある。お湯は緑がかった茶色。小さいほうはそれほど希釈せずにぬるめ、大きな方は加水・加熱して色もやや薄めになっていた。鉄鉱泉は夏には向かないかと思っていたのだが、サラリとした浴感。小さくてぬるい浴槽に何十分もつかってしまった。
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| 小浴槽は湯口の裏側が脱衣所スペースになっている |
左側の壁にはシャワー付きのカランも2カ所設置されている。どうみても「個人宅のお風呂」というより「ホントの温泉浴場」だ。毎日こんなお風呂に入れるなんて、温泉マニア垂涎の的といえそう。営業許可を取って経営しているわけではないので、建物の外観の撮影は自粛した。(2005年8月)
| 陽イオン |
mg/kg |
mval% |
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陰イオン |
mg/kg |
mval% |
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非解離成分 |
メタケイ酸 |
95.3mg |
| ナトリウム |
11.4 |
13.44 |
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フッ素 |
0.2 |
0.24 |
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メタホウ酸 |
0.3mg |
| カリウム |
4.2 |
2.95 |
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塩素 |
15 |
10.42 |
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| マグネシウム |
13 |
28.76 |
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炭酸水素 |
219.6 |
89.33 |
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| カルシウム |
22.3 |
29.83 |
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臭素 |
0.1 |
0 |
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溶存ガス成分 |
遊離二酸化炭素 |
88mg |
| ストロンチウム |
0.1 |
0 |
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| マンガン |
0.9 |
0.80 |
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| 総鉄 |
25.2 |
24.19 |
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| 合計 |
77.1 |
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合計 |
234.9 |
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成分総計 |
04962g |
| (平成17年3月31日) |
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