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●鉄輪温泉「鉄輪むし湯」(旧施設)
【注】以下は建て替え前の訪問記です。2007年8月24日に新施設がオープンしました。
     
     

【源泉名】鉄輪むし湯  【泉質】ナトリウム−塩化物泉

【泉温】75.0度  【湧出量】不明  【pH】6.0

【温泉利用状況】加水あり、加熱なし、循環ろ過なし

【住所】別府市鉄輪風呂本1組 電話0977−67−3880 亀の井バスの鉄輪バスセンターから徒歩数分。

【営業時間】6時半から20時  第4木曜14時以降は休業、年末も大掃除のため休業日あり

【浴槽】男女別内湯と男女一緒のむし湯(Tシャツと短パン、もしくは水着が必要)   【料金】210円

 鎌倉時代に端を発するという日本式サウナ。普通の温泉とは入浴方法が違うので戸惑うが、受付の女性が親切に指導してくれるので問題ない。初めて行った2002年は着替えを持っていなかったので断念し、3年余りたって水着を持参してリベンジをはかった。

 まず、温泉浴場で下半身を洗うように言われる。それから水着に着替え、脱衣所を出ると小さな木戸から暗〜い穴倉の中へ。閉所恐怖症の人には勧められない。床には「石菖」という草が敷かれ、真ん中に板が渡してある。その板を張っていって左右に横たわるのだ。私は右手に寝るよう指示された。このとき、ちょうど頭にあたる部分に枕にするための石があるので、その石に4つ折にしたタオルを載せてから枕にする。
これがむし湯の入り口。一瞬「つっかえずに入れるだろうか…」と心配した

 先客は男性2人。「何分ぐらい入っているものなんですか?」と聞いたら、「女性は心臓が強いから初めてでも10分から15分大丈夫でしょう」ときた。5分ももたずに出てしまう人がいるという。草の匂いがツーンとする。このむし湯、循環器の疾病に効くと聞いていたが、慢性アレルギー鼻炎で四六時中鼻づまりの私なのに、ふと気が付いたら鼻がす〜っと通っている。すごく気持ちいい。

 ただし、困ったのは天井から時折、熱い湯がポタリと落ちてくること。最初は目の近くに落ちたのであせってしまった。かなり熱い湯だ。いつ落ちてくるか分からないので、手を目の上に当てて湯から守ることにした。15分ほどたったら、「そろそろ出てください」と指示があり、草まみれになって這い出る。草を手で払い落とし、もう一度温泉に入って体を流しておしまい。

 草の匂いがかなり強く、上がったあとも気分すっきり。最近はデトックス(毒素排出)が流行っているが、このむし湯なんて「元祖デトックス」ともいえるのではないかな。かなり感動した。

駐車場だったところに新たな施設が建設される

 私の後にやってきた男性2人組への「指導」を聞いていて気が付いたのだが、枕状の石に敷くタオルは乾いていないといけないらしい。最初に温泉で体を流したときに使ってしまったので私は濡れたタオルを使ってしまった。だからタオルは2枚準備するといいかも。

 このむし湯の隣接地に、新たなむし湯が建設されることが決まっていて、用地は確保済み。私が行ったときは測量をしていた。現行施設はあと数カ月で閉鎖されるそうだ。ちょっと残念。(2006年1月)


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