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●台湾・蘇澳温泉「蘇澳冷泉公共浴室」
       
       
ロッカーの左側から地下に下りる
 蘇澳冷泉公共浴室は冷泉公園から西に数分の距離にある。日本の温泉街にもあるような「蘇澳冷泉」のゲートがあることからして、こちらが冷泉のメインエリアなのだろうか。建物の前に机があってそこが受付。男性に70元を払い、女性は左手、男性は右手の階段から地下に降りる。コインロッカーは受付の脇にある。

 ほかの入浴客がいなかったので、照明のスイッチを探すのに手間取ってしまった。ここも浴槽は広くて浅く、底には丸石が敷き詰められて底からポコポコと静かに冷泉が湧いているのが分かる。底石は茶色く染まっていて、なぜか一部だけ白い底石が固まっているところがある。スチールパイプの棚が奥にあり、荷物や洋服はそこに置くしかない。 

炭酸ガスがたまらないようになっている

ひんやりと冷たい炭酸泉の感触は冷泉公園の風呂と同じながら、くたびれたコンクリートの建物は暗いし、部分的に天井が低くて圧迫感はあるし、じめ〜っとしていてあまり癒され感はない。台湾の温泉はどこに行ってもにぎわっているのに、ここだけは最初から最後まで独占状態だった。

 壁には赤い警告板があり、内容を想像すると、炭酸ガスの発生に注意を促している様子。手元の資料によると、ここは以前は無料で入れたらしい。シャワーは2つあるがお湯は出ない様子だった。

 公共浴室のすぐ脇には「冷泉溝」があり、ミニ冷泉公園のようになっている。要するにプールじゃなくて、幅2、3メートルほどの狭い池状態になっているのだ。ここは無人だけど、70元と書いてあった。公共浴室と共通で70元なのか、別途払うのかは公共浴室の受付をしている男性と通じ合えなくて未確認。

冷水溝と温泉ゲート

 個室の更衣室もあり、水着に着替えることは可能。ここも冷泉公園のプールと同様に浅く、下には丸い石が敷き詰めてあった。私が行ったときは誰も利用者がいない。冷水溝はかなり長いのだが、奥まったほうは洗濯用の「洗衣区」になっていて、「ここは洗濯専用で、洗剤には化学薬品も含有しているのでここで足を洗ったり入浴しないように」という注意書きがあった。(2007年6月)


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