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●韓国・五色温泉「薬水温泉モーテル」
      
      
 五色のバス停から温泉街に向かって歩いていくと、道に面してある一番手前の宿泊施設。玄関上の看板には小さい字ながら日本語で「りょかん」と出ている。バックパックを背負って歩いてきた私たちをみて、入口にいたおじさんがすかさず出てきて宣伝された。1部屋3万ウォン。オンドル部屋と洋室を見せてもらい、一番道路に近い洋室(ダブルベッド)の部屋に決めた。1枚ガラスの窓が広くて明るいのが気に入った。1.5×3メートルぐらいあるだろうか。
 このおじさん、日本語も英語も通じないが、すごく面倒見がいい。韓国語のつたない会話ながら、ここは元湯を引いていることが確認できた。炭酸泉を引いているのはグリーンヤードだけらしい。この名刺を持っていけば割引になるからと教えてくれ、名刺をもらった。夕方には別のおじさんに交代していたのがちょっと残念。
大きな窓の向こうは緑がいっぱい

 玄関脇と階段の壁には分析書が掲示してある。2枚並んでいたので源泉が2本あるのかと確認したら、薬水(ミネラルウォーター)と温泉の2種類だった。親切なおじさんによると源泉は5つの施設で利用しているらしい。

 部屋のお風呂は温泉。とはいえ無色透明無臭。そういえば、少しぬめりがあるかなぁという程度の浴感だった。バスタブは洋式の普通のもので、トイレと洗面用のシンクがあるユニットバス。ただ、韓国では洗面器が置いてあることが多く、ここも例外ではなかった。ここには共同浴場はないらしい。

 周辺には10軒程度の飲食店やみやげ物屋がある。ちょうど日曜日に泊まったので、日中はその日のうちに帰る行楽客でにぎわっていた。飲食店街の先を5分弱歩くと五色薬水というミネラルウォーターが湧いているところがある。本当においしい水で、ペットボトルに汲んでソウルまで持ち帰った。何があるというわけじゃないし、温泉を目的に泊まるようなところじゃないけど、私としては結構気に入っている。(2005年5月) 
部屋の風呂はとりたてて温泉らしい感じはしない

成分表(pHは8・6で泉温42度。成分単位はPPM)

  塩素 8.5   マンガン 0.48
  硫酸 10.5   リチウム 0.05
  0.03   炭酸水素 43.9
  マンガン 0.02   炭酸 14.4
  ナトリウム 30.5   フッ素 5.0
  カリウム 0.37   二酸化珪素 15.8
  カルシウム 7.97      

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