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| ●台湾・陽明山温泉「国際大旅館」 | ||||||||||
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なんだか分からないまま、スリッパを抱えて浴室へ。外観ともフロント周りとも異なるやけに庶民的な雰囲気。男女別の浴室前にはコインロッカー。ただし、日本語で「貴重品はフロントに預けてください」の注意書きがある。傍らには電光掲示板で男女浴槽の湯温が表示されている。女湯40度とは適温じゃないですか。 中に一歩入ってビックリ。狭い。脱衣所と浴室の間には扉がない。なるほど、これじゃ足がビチョビチョになる。スリッパはそのためだったのか。4人ほど入れそうな浴槽の3辺は壁で囲まれている。この壁は外観と同じ重々しい石組み。壁には緊急時の通報用の紐が下がっている。浴槽の手前にはとても洗い場ともいえない狭〜いスペース。すでに4人の先客がひしめいていたが、私が入っていったのとほぼ同時に1人が出てくれた。
1人出てくれても狭い。身体の向きを変えるのもままならない。身体を流すとほかの人にお湯がかかってしまう。カランはないので浴槽の湯をすくって使う。ただし、お湯は極上。黒っぽく濁った湯(ひょっとしたら浴槽が黒っぽいから黒く見えているだけかも)はふくよかな硫黄臭を漂わせ、白くて細かい湯花がシャカシャカと泳いでいる。黒と白のコントラストが美しい。お湯は実測で42度。結構熱い。出た後は火照ってなかなか汗が引かない。
もうちょっと洗い場が広ければまったりできるのだが。台湾の温泉は男性優位のところが多いので、これだけ狭いのは女湯だけかもしれない。私以外の入浴客はあまり旅行者っぽくなかった。ジモティなのか台北中心部から遊びに来ている人なのかは不明だ。とにかく旅館のお風呂で日帰り入浴というよりも、限りなく共同浴場に近いと思っておけば間違いない。 脱衣所前の張り紙によると、2007年7月から入浴料が100元(400円弱)に値上げされる。漢字文化圏は見ただけでなんとなく意味が分かることが多いから何かと助かる。温泉は硫黄泉でpHは6.6。(2007年6月) |
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