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ソウルの南東50キロに位置する利川は、ソウルから最も簡単に行ける温泉といえそう。半日程度で日帰り可能だ。元湯になっているのはバスターミナルから徒歩5分くらいのミランダ・ホテル。宿泊用のメインビルディングとは別に左手に温泉施設がある。その名も「スパプラス」と洋風だ。 |
| ホテル全景(左)とホテルの左側にあるスパプラス(右) |
入浴券はスパプラスの外側、ホテル棟にある。映画館の入場券売り場みたいな感じで、温泉の入浴料は7000ウォン(約700円)と高め。温泉プールにも入ると別途料金が必要。
| 入浴券を買ってスパプラスに入ると、靴を脱ぐところがあり、好きな場所のゲタ箱に入れる。受付で入浴券を出すと、ロッカーの鍵をもらえるので、鍵の番号にしたがってロッカーをみつける。温泉施設というよりもスポーツクラブのロッカールームのような感じで広く、清潔に保たれている。平日だというのに脱衣所は結構込んでいる。外国人観光客らしき人はみかけない。
浴室もまた広い。天井も高い。真ん中に大きな浴槽があり、3つぐらいに区切られている。そのうち1部分は水風呂で、これも結構広い。入浴客はざっと100人弱いるだろうか? 予想以上に盛況だ。
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| 露天の黄土風呂は赤い |
右手奥には酒風呂など数種類のイベント風呂、左手には洗い場がある。洗い場はほぼ満員状態。
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使っていないカランもタオルやアカスリなどを置いて場所取りをしてあるところばかり。空いていて自由に使えるのは立ったまま浴びるシャワースペースだけだ。なるほど、立ったまま使うところじゃ念入りにアカスリできないもんね。みなさん一生懸命こすっていることときたら、これだけ広い浴室だというのに、浴槽に入っている人は10人もいないぐらい。みんな洗い場か、浴槽回りで一生懸命にアカスリをしている。 |
| 日本風のヒノキ風呂(左)と、その上にある寝そべるためのスペース(右)。壁の下のところにパイプがあってお湯がチョロチョロ流れている |
露天風呂のある外に出ると、こちらはさらにすいている。 右手に日本風の桧風呂?が3段造りになっている。一番上が丸い桶状で、そこからの排湯が真ん中のの四角い浴槽に流れ、さらに1番下の四角い浴槽に流れる仕組みだ。日本の温泉を真似て作ったんじゃないかと思う。
| その上には寝そべるスペースもある。パイプからちょろちょろとお湯が出て床がヒタヒタ状態になっている。寝そべってみると、背中のあたりはお湯が流れているので暖かいけどお腹は寒い。すぐに起き上がってしまった。正面にはサウナ、左手には大きめの水風呂と、赤茶色に濁った浴槽がある。濁った浴槽にはmud
yellow bathとあった。語順を逆さかまにして考えると「黄土風呂」らしい。でも、全然黄土っぽくない。赤土風呂といったところだ。とはいえ、底をすくっても土はない。湯温は41度ぐらいだろうか。露天スペースは展望はないけど、比較的すいているのが良い(韓国では内湯よりも露天風呂のほうがすいていることが多い)。 |
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| ライスワイン風呂と表示のある白濁湯。湯口上に置いてあるプラスチックのバスケットには炭が入っている |
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浴室に戻る。バスクリンを入れたかのような緑色の浴槽は「イベント風呂」、白く濁った浴槽は「ライス・ワイン風呂」と表示があった。ライス・ワインということはコメで作った酒だから、さしずめ韓国のマッコリでも入っているんだろうか。いずれにしても温泉の浴感はまったくなく、高級スーパー銭湯といった感じだ。
洗い場はいつも込んでいてなかなか利用できないので、動きそうな人の近くで待機してようやくゲット。体を洗うのも大変だ。石鹸ではなく、大きなボディシャンプーが置いてある。シャンプーは置いていないが、脱衣所の売店で売っていたと思う。タオルは脱衣所の浴室入口にある棚にたくさん積んであり、好きなだけ使えた。(2003年10月)
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| 韓国の温泉分析書には定型フォームがないらしい。pH8.91で泉温36度というのはハングルが読めなくてもわかる |
(資料編)
交通 利川へはソウルからバスで1時間弱。ソウルのバスターミナルは「ソウル高速バスターミナル」と「東ソウル総合バスターミナル」の2つあり、両方とも利川へのバス便を運行している。聞いたところによると、東ターミナルからのほうがバスは頻繁に出ているようだ。私は東ターミナルから乗車した。3300ウォン。利川のバスターミナルからミランダホテルは徒歩5分ぐらい。
| 帰りはミランダ・ホテルの正面からソウルの江南地区まで出ている無料バスを利用した。ホテル前を12時半に出て、ニューワールドホテルまで1時間ちょっとかかった。バスはすいていた。運行時刻表は入浴券売り場や脱衣所に張ってあるが全部ハングルなので、聞いたほうがいいかも。時刻表によると、途中で8ヵ所に停車することになっている。ニューワールドホテルで降りるよりも地下鉄2号線の蚕室(チャムシル)駅で降りたほうが便利。ソウルからの便はニューワールドホテル前を9時半に出るのが始発のようだ。無料バスの利用については事前に確認することをお勧めする。 |
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| 私がソウルに帰るのに乗せてもらった無料バス |
利川は陶芸の町としても有名。温泉のほかに窯元を訪ねて1日ゆっくり過ごしてみてもいいのでは。
情報 住所はHotel Miranda, 408−1 Anhung-dong Inchon Kyonggi-do, Korea 電話(031)633−2001 入浴料金は7000ウォン。プールも入ると追加料金(未確認)が必要。営業時間は6時から22時(プールは21時まで)。オフィシャルサイトはhttp://www.mirandahotel.com
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